鉄遊館

京成タウンバス

いすゞ KL-LV834N1

走行音(全区間)(46.3MB*)

収録区間:平和橋通り線 新小51系統 新小岩駅→綾瀬駅

 

京成タウンバスでは在籍当時数少なかった大型車で、主に平和橋通り線で運用されていた。後部にエンジン室がある、type-Bと称されるフルフラットノンステタイプのエルガだが、車内通路の傾斜を嫌ってか後部通路に1段段差がある。このタイプは車内構造やZF製トルコンAT採用の足回りなど、キュービックノンステを引き継ぐ部分が多い。走行音もキュービックノンステとほぼ同じで、低く野太く力強い感じのエンジン音とトルコンらしい甲高い音が相まって独特の雰囲気。フルフラットノンステタイプはPJ代には引き継がれず、KL代で生産終了となってしまったためPJ代からは一般的な前中扉間ノンステップでの導入となっている。ダイヤに余裕があるのか、全体的にゆったりとした走りとなっている上に、ビビリ音がやや多め。

 

いすゞ PDG-LR234J2

走行音(全区間)(39.8MB★)

収録区間:新タワー線 新小56系統 浅草寿町→新小岩駅東北広場

 

PDG代エルガミオで、エルガミオとしては直6エンジンを搭載する最後の世代になる。トルコンAT搭載で、シフトアップ時にエンジン音が途切れることがなくやや単調な音となっている。収録の新小56系統は新小岩と浅草を結び、土日祝日のみ運行される系統で、浅草への観光用途を意識した路線設定となっている。そのためか、途中停留所の数が走行距離の割に少ないのが特徴。中型車による運行で、実に軽快な走りを見せてくれる。

 

いすゞ QKG-LV234L3

走行音(全区間)(55.5MB★)

収録区間:平和橋通り線 新小51系統 新小岩駅→綾瀬駅

 

QKG代エルガで、アリソン製トルコン搭載のオートマ車である。関東の事業者ではエルガはマニュアル車の導入が多かったが、この車くらいの世代になるとオートマでの導入も増えてくる。新小岩駅と綾瀬駅を結ぶ平和橋通り線は京成タウンバスのなかでは基幹路線とも言える存在の路線で、利用客が多めなので基本的に大型車での運行である。

 

いすゞ SDG-LR290J1

走行音(全区間)(54.9MB★)

収録区間:新金線 新金01系統 新小岩駅→金町駅

 

SDG代エルガミオで、クオーンと独特の音のするトルコンを搭載している。収録の新金01系統は葛飾区の社会実験路線として開業した路線で、新小岩駅と金町駅を結ぶ。京成バス(金町営業所)との共同運行路線で、土日祝日のみ運行されている。京成バス便が大型車で運行されているのに対し、京成タウンバスは中型車での運行となっている。

 

いすゞ QDG-LV290N1

走行音(全区間)(37.5MB★)

収録区間:環七線 新小58系統 新小岩駅→亀有駅

 

順当にモデルチェンジ後のエルガも導入されている。収録の新小58系統は新小岩駅と亀有駅を環七経由で結ぶ路線で、収録時は環七区間は結構スピードが出ていた。新小51系統と比べると若干空いてはいるものの、それでも利用客が多めの系統という位置付けにあるようでこの系統も大半の便が大型車での運行となっている。

 

いすゞ 2DG-LV290N3

走行音(全区間)(49.1MB★)

収録区間:平和橋通り線 新小51系統 綾瀬駅→新小岩駅

 

2DG代エルガで、2DG代から行先表示機がフルカラーLEDとなったためQDG代との識別は容易。京成バス本体よりも早くフルカラーLEDを導入しており、系統番号部分を色分けしている点が特筆される。主に平和橋通り線や環七線で活躍しており、2022年現在新小岩駅南口ではよく見かける車種である。QDG代と比べてやや籠ったようなエンジン音となっている。

 

いすゞ 2KG-LR290J3

走行音(全区間)(63.3MB★)

収録区間:四ツ木線 新小52系統 新小岩駅東北広場→市川駅

 

2KG代エルガミオで、行先表示機がフルカラーLEDとなっている。収録の新小52系統は新小岩駅と市川駅を四ツ木駅経由で結ぶ路線で、京成タウンバスで唯一千葉県内に乗り入れる路線となっている。東京23区内のバス路線では前乗り後降り、千葉県内のバス路線は後乗り前降りと乗降方法が異なるが、この路線では殆どの区間が東京23区内ということもあってか前乗り後降りを採用している。


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