鉄遊館

北陸鉄道

7000系

走行音(全区間)(39.8MB*)

収録区間:石川線 野町→鶴来

制御方式:抵抗制御

主電動機:HS836Frb(96kW)

 

元東急7000系。それまでの雑多な旧型車を置き換えるべく、1990(平成2)年に導入された。足回りは東急7000系のものを使用せず、台車・主電動機は西武701系の、主制御器はJR103系の廃車発生品であるなど、他社の部品を使用している。主電動機HS836Frbは、国鉄MT54と同等品だが、その音はMT54の唸りとはやや音色が異なり、私鉄電車らしい?やや甲高い唸りとなっている。西武時代同様、MT46風の唸りを発する車両も存在する模様だが、乗車出来ていない。北陸鉄道では電鐘式踏切警報機が多数使用されており、上の走行音ファイルでも何度もその「ジャンジャン」という独特の警報音を聞くことが出来る。

 

8000系

走行音(8800番台、全区間)(23.2MB*)

収録区間:浅野川線 内灘→北鉄金沢

制御方式:抵抗制御

主電動機:TDK806/3C(100kW)

 

元京王3000系。北鉄金沢駅地下化と、架線電圧の1500V昇圧のため、導入された。譲渡されたのは初期グループ5編成分の先頭車であるが、元第1・2編成編成は片開き客用扉・狭幅車体、第3~5編成は両開き客用扉・広幅車体と仕様が大幅に異なっており、北陸鉄道では前者を8800番台、後者を8900番台として区別している。足回りは中間車のものを付随車であった先頭車に移設の上、そのまま使用しており、全車が電動車となっている。走行音は、京王時代と変わらない、国鉄形のMT54に似たタイプの音を立てる。譲渡元・足回りが共通の上毛電鉄700形とは音そのものは同じだが、電動車比率の問題で(上毛は1M1T編成)こちらの方が加速度が大幅に高く、音の上がり方が異なる。

 

03系

走行音(全区間)(23.3MB★)←new!!!

収録区間:浅野川線 北鉄金沢→内灘

制御方式:VVVFインバータ制御(三菱IGBT)

 

元東京メトロ日比谷線用03系。8000系の老朽化による置き換えのために浅野川線に導入された。先頭車同士を組み合わせて2両編成にしているが、日比谷線時代は先頭車は付随車であったので電装しており、その際にVVVF装置などの機器類は新造されたものが搭載されている。電動台車と主電動機は中間車のものが流用されている。走行音は、VVVF装置が新造されているため日比谷線時代とは異なる音となっており、三菱製VVVFらしい感じの音となっている。


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