鉄遊館

JR東日本-E231系

2000(平成12)年に量産車が登場した、JR東日本で最も両数の多い一般形車両。JRの車両で初めて通勤形と近郊形を同一形式とした。TIMSと呼ばれる情報管理システムで全ての機器の制御を行っている。制御装置の素子は209系のGTOからIGBTに変わった。この車両は低コストで環境にも優しいことから、私鉄でも本形式をモデルとした車両が走っている。

 

0番台(中央総武緩行線仕様)

走行音(全区間)(71.3MB*)←早朝のみ運転の御茶ノ水始発で収録

収録区間:総武緩行線 御茶ノ水→千葉

制御方式:VVVFインバータ制御(三菱3レベルIGBT)

主電動機:MT73(95kW)

 

まず最初に営業運転に入った量産車がこの0番台である。オールロングシートの通勤形仕様で、運転台は衝撃吸収構造とはなっていない。総武中央緩行線・常磐(快速)線で活躍しており、総武線の車両には6扉車が連結されている。ドアエンジンは209系と同じ電気式。制御装置は三菱製。加速度は2.5km/h/s。走行音は、他の系列にはない非同期音が特徴だが、E231系自体の両数が多く聞き慣れてしまったせいか、それほど「独特」という感じはしない。回生ブレーキの失効は早め。

 

0番台(常磐(快速)線仕様)

走行音(全区間)(59.7MB*)

収録区間:常磐快速線 上野→取手

制御方式:VVVFインバータ制御(三菱3レベルIGBT)

主電動機:MT73(95kW)

 

同じ0番台でも常磐仕様は車内の次駅表示器が2段タイプとなり、運行情報も表示できるようになった。ドアエンジンもリニア式となり、開閉音も異なる。自動放送も流れる。モーター音自体は総武線仕様と全く同じ。

 

500番台

走行音(721KB)

収録区間:山手線 日暮里→西日暮里

制御方式:VVVFインバータ制御(三菱3レベルIGBT)

主電動機:MT73(95kW)

 

山手線205系置き換え用として登場した車両。山手線のみで活躍する。同車は足回りこそ0番台と同じだが、保安装置や6扉車の編成中2両連結、前面形状や各客扉上に2画面のLCD設置など、0番台とは大きく仕様が異なっている。また山手線は駅間距離が短い区間が多いことから加速度が3.0km/h/sに引き上げられ、0番台にはない純電気ブレーキも装備している。走行音は、後述の800番台と似ている。

 

800番台

走行音(1.07MB)

収録区間:総武緩行線 船橋→東船橋

走行音(快速)(3.83MB)

収録区間:東京メトロ東西線(快速) 西船橋→浦安

制御方式:VVVFインバータ制御(三菱3レベルIGBT)

主電動機:MT73(95kW)

 

地下鉄東西線直通用の車両。そのため、この800番台だけ幅広車体とはなっていない。次駅表示器は総武線用0番台と同じ1段タイプが採用されているが、表示内容は異なる。500番台同様に純電気ブレーキが採用されている。制御装置は0番台と同じもので三菱製。走行音は、加速度が3.3km/h/sと高いため0番台とは雰囲気が異なる。

 

900番台(元209系950番台)

走行音(日立2レベルIGBT)(1.03MB)

収録区間:総武緩行線 西千葉→稲毛

走行音(日立2レベルIGBT・ドアエンジン変更後)(1.22MB)

収録区間:総武緩行線 東船橋→船橋

走行音(三菱3レベルIGBT)(939KB)

収録区間:総武緩行線 東船橋→船橋

走行音(三菱3レベルIGBT・ドアエンジン変更後)(1.28MB)

収録区間:総武緩行線 稲毛→西千葉

制御方式:VVVFインバータ制御(日立・三菱IGBT)

主電動機:MT73(95kW)

 

本系列の試作車。209系950番台として1998(平成10)年に登場したが、システム的にはE231系に近いために900番台として編入された。1編成のみの存在で、総武中央緩行線で活躍している。制御装置は通勤形に採用される三菱製と、近郊形に採用される日立製のものが搭載されている。走行音は、三菱車はモード切替時の「爆音」がなく、日立車は非同期音が「下がらない」点が量産車とは異なる。ドアエンジンが通勤仕様車であるにも関わらず6扉車を除き近郊形仕様車に採用されたリニアモーター駆動式で、しかも量産車とは仕様の異なるものであったが、後に通勤仕様車同様の電気式に変更されている。

 

1000番台

走行音(初期車・全区間)(99.0MB*)

収録区間:高崎線 籠原→上野

走行音(後期車)(2.02MB)←かなり飛ばしている。

収録区間:東海道線 国府津→二宮

制御方式:VVVFインバータ制御(日立2レベルIGBT)

主電動機:MT73(95kW)

 

東北本線・東海道線などで活躍する、セミクロスシート車や2階建グリーン車を連結し、先頭車の一部にはトイレが付く近郊形仕様の車両。運転室部にはE217系で実績のある衝撃吸収構造が採用されている。ドアエンジンはリニア式で、制御装置も他の量産車とは異なる日立製。次駅表示器は製造時期の関係から1段式と2段式の両方が存在する。加速度は2.3km/h/s。走行音は、加速しているのにも関わらず途中で音が下がり、減速時は逆に音が上がる部分がある妙な音。それ以外は日立製の特徴そのものなのだが。製造途中でドアエンジンが変更されたため、初期車と後期車ではドア開閉音が異なっている。


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