鉄遊館

函館市企業局交通部

500形

走行音(578KB)

収録区間:宝来町→十字街(途中信号停車まで)

制御方式:抵抗制御(吊掛駆動)

主電動機:MB-172LR(37.3kW)

 

1948(昭和23)年に登場した、かつての函館市電の主力車両。路線の廃止や新型車の投入などにより、大部分が廃車となった。現在稼動しているのは、車体更新を受けて貸切専用車となった501号と、530号のみであるが、530号も予備車扱いである。501号以外は内外装ともに、とにかく渋いのが特徴。モーターが710形以降の車両とは異なるため、走行音も710形や800形とは異なる。直接制御なので、加速途中で直列から並列に手動で進段している。

 

710形

走行音(430KB)

収録区間:新川町→千歳町

制御方式:抵抗制御(吊掛駆動)

主電動機:NE-50B(50kW)

 

1959(昭和34)年に登場した、現在函館市電で最大勢力を誇っている車両。711号車は軽快電車風の車体に更新され、一部の車両は廃車になっている。原型の車体は都電8000形に似たもので、側面窓は上段固定、下段上昇式の、いわゆる「バス窓」。走行音は、ごく普通の吊掛駆動の路面電車の音といった感じ。間接自動制御なので、直列から並列への進段は自動である。

 

2000形

走行音(10.6MB)

収録区間:五稜郭公園前→函館駅前

制御方式:VVVFインバータ制御(東洋GTO初期)

 

1993(平成5)年に27年ぶりの完全な新車として登場した車両。3000形と同年の登場であるが、同車とは冷房装置や電制を持たない点が異なる。同車とともに函館市電初のVVVF車となっている。3000形が4両製造されたのに対し2000形は2両のみの製造で終わっている。走行音は他の都市の路面電車のVVVF車でもよく聞ける音であるが、前述の通り電制がないため減速時にはモーター音が聞こえないのが特徴。

 

3000形

走行音(2.73MB)

収録区間:柏木町→駒場車庫前

制御方式:VVVFインバータ制御(東洋GTO初期)

 

1993(平成5)年に27年ぶりの完全な新車として登場した車両。函館市電初のVVVF車、冷房車である。足回りは電制付きであること以外は2000形と同じである。走行音は、2000形と同じく路面電車ではよく聞ける東洋初期型の音であり、電制付きであるため2000形とはことなり減速時にもモーター音を聞くことができる。CPの音はかなりうるさい。

 

8000形

走行音(5.62MB)

収録区間:柏木町→湯の川

制御方式:抵抗制御(吊掛駆動)

主電動機:NE-50B(50kW)

 

1990(平成2)年に800形の車体更新車として登場した車両。8両が在籍しており、710形とともに函館市電の主力車両である。滑走防止のため初めて砂撒き装置が取り付けられている。初期車と後期車では形態がやや異なっている。駆動方式は更新前と変わらず吊り掛け駆動であり、CPも種車のものが使用されているため、走行音は旧型車と変わらない。

 

8100形

走行音(8.08MB)

収録区間:五稜郭公園前→函館駅前

制御方式:抵抗制御(吊掛駆動)

主電動機:NE-50B(50kW)

 

2002(平成14)年に登場した函館市電初の低床車。本形式は台車間のみを低床構造とした部分低床式である。従来車と同じ高さの台車上の床面と低床部分の段差による乗客の転倒事故などの問題もあり、増備は行われず1両のみの存在となっている。台車は800形からの流用であり、駆動方式も吊掛駆動のままである。そのため、走行音も旧型車とそれほど変わらないが、CPやドアの開閉音は異なるものとなっている。

 

9600形

走行音(8.69MB)

収録区間:湯の川→五稜郭公園前

制御方式:VVVFインバータ制御(東洋2レベルIGBT)

主電動機:TDK6407-B(85kW)

 

2007(平成19)年に登場した低床車。部分低床車であった8100形での問題を踏まえ、完全低床車となった。アルナ車両の「リトルダンサー」シリーズの一員である。2車体連接車となっていて、前後でA車とB車に分かれている。駆動方式に車体装架方式の直角カルダン駆動を採用することにより、台車上の通路部分の低床化を可能とした。制御方式は3000形に続きVVVF制御を採用。制御装置も3000形に続き東洋電機製である。変調音は「リトルダンサー」シリーズ標準の音であり、他の都市でも聞ける音である。直角カルダン駆動とはいうものの、特有の重厚なモーター駆動音はほとんど聞こえない。独特のドアチャイムが特徴。


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