岩手県交通
いすゞ U-LV324K
・走行音(全区間)(103MB*)
収録区間:特急一関気仙沼線 急行 一関駅前→気仙沼市役所
元国際興業バスのU代キュービックで、系列会社ということもあり各営業所に非常に多く在籍していた。内装はおろか外装も国際興業時代の面影を強く残している。純正車体にロッドシフト、前中扉でローバックシートと当時の車両としてはごく標準的な仕様。音もU代のキュービックとしては標準的なもので、国際興業の特徴とも言える断続ブザーもそのまま。収録の路線は一関と気仙沼をJR大船渡線と並行して結ぶ路線で、路線バスとしては長距離を走行する。規格の良い道路ばかり走行するため全体的にかなり速度が出ており、並行する大船渡線と所要時間はほぼ一緒となっている。
いすゞ KC-LV380L
・走行音(全区間)(44.7MB★)
収録区間:310系統 松園山岸線 松園東県営アパート前→盛岡駅前
元国際興業バスのKC代キュービックで、U代と同じく多数が移籍してきた。内外装ともに国際興業時代の面影は色濃く残しており、ロッドシフト、前中扉、ローバックシートの仕様も変わらず。KC代キュービックといえばV8エンジンの力強いサウンドが聴けるのが特徴で、岩手県交通らしくエンジンをよく回していたこともありこの走行音でもなかなかの音になっているのでは、と思う。
三菱ふそう KL-MP337M
・走行音(全区間)(84.1MB*)
収録区間:げいび渓線 摺沢駅前→一関駅前
元神奈川中央交通のエアロスターで、まさかの蓄圧式ハイブリッドバス「MBECS」。MBECSとは油圧式ポンプを用いて加速・減速時にエンジンのアシストを行う方式のハイブリッドバスだが、装置の重量がかさんだこともあり、開発当初の予想よりも燃費改善効果が薄かったため、短期間で製造中止となった。排気ガス規制記号はKL代となっているが、製造された時期は通常のエアロスターならKC代に当たる時期であり、エンジンもKC代と一緒。ハイブリッド機構が使用中止となっているため現在は実質KC代である。塗装こそ国際興業カラーに変更されているものの、内装だけでなく前面の運賃小窓や前扉の可動式ステップ「新ステップ」に至るまで神奈中の特徴的な仕様がほぼそのまま残されている。走行音は、通常のエアロスターとは機器配置が異なるためか、こもったような音となっている。
日産ディーゼル KL-RP252GAN
・走行音(全区間)(90.4MB*)
収録区間:げいび渓線 一関駅前→摺沢駅前
元江ノ電バスの大型短尺車、日産ディーゼルRP。もともと大型ながら中型車並の車体長の大型短尺車は少数派だが、KL代ともなれば導入事業者は北海道中央バス、江ノ電バスの2社くらいのものである。そんな特徴的な車両が岩手県交通へやって来ました。前中扉のワンステップ車で、エンジンは中型車と同じものを搭載している。走行音はガラガラ音が強く非常に迫力のあるもので、ターボのものと思われる低音も相まって大変心地の良い雰囲気。江ノ電バス時代からの特徴的なウインカーチャイムは残されており、左折時にはキンコン鳴る。
BYD K9
・走行音(全区間)(その1)(13.6MB★)
収録区間:500系統 イオンモール盛岡南線 盛岡駅前→イオンモール盛岡南
・走行音(全区間)(その2)(11.8MB★)
収録区間:500系統 イオンモール盛岡南線 イオンモール盛岡南→盛岡駅前
2019(令和元)年に突如として登場した中国BYD製電気バスで、2023年現在イオンモール盛岡南線専属で運用されている。出入庫も回送のため、乗れるのはこの路線のみ、である。全長が約12mで全幅が2.55m、後軸重も11.46トンと日本の保安基準よりもサイズが大きく、路線や運用が限定されているものと思われる。通常のバスとは異なりモーターで走行することから走行音はかなり静かで、微かにウイーンとモーター音を立ててスムーズに走行する。