京都市交通局
三菱ふそう KC-MP617K
・走行音(旧放送・全区間)(40.8MB*)
収録区間:81系統 京阪中書島・伏見港公園→竹田駅東口→京都駅前
KC代初期の頃のエアロスターで、車体モデルチェンジまでのわずか1年ほどだけの期間(1996年頃)しか製造されなかったが、京都市バスではそれなりにまとまった数が在籍している。製造時期から考えれば当然だが、全車ツーステップ車。収録の81系統は京都市電伏見線の代替路線で、横大路営業所管轄の路線の中ではメインの路線となっており、この車両のようなツーステップ車はめったに入らない。
三菱ふそう KC-MP617K(西工車体)
・走行音(長区間)(48.7MB*)
収録区間:13系統 久世工業団地→四条烏丸
KC代初期のエアロスターは純正車体のみならず西工58MC車体も在籍している。排ガス規制対応のためU代とは異なるエンジンを搭載しており、走行音はやや低音の響きが強くなっている。また、純正車体と西工車体では車体構造の違いからか音の響き方が異なる。
三菱ふそう KC-MP717K
・走行音(全区間)(30.7MB*)
収録区間:西3系統 洛西バスターミナル→南福西町→桂駅西口
後期型のエアロスターも引き続き導入しているが、少数のみの導入となっている。ディーゼル車については全車西工96MC車体架装のワンステップ車となっており、バリアフリー化が図られている。純正車体・ツーステップのCNG車も在籍していたが、ガスボンベの使用期限の問題から全車が引退している。エアロスターはKC代途中の1997年にマイナーチェンジが行われて車体が変更になり、合わせてシャーシ型式も変更になったが、エンジンに関しては変わっていないため、同じ西工車体架装のKC-MP617Kとまるで同じ音となっている。
三菱ふそう KL-MP37JK
・走行音(全区間)(62.5MB*)
収録区間:北8系統 北大路バスターミナル→松ヶ崎駅前→北大路バスターミナル
KL代エアロスター(ディーゼル)。KL-MPについてはディーゼル車とCNG車の両者が在籍しており、前者が西工車体、後者が純正車体で双方ともノンステップ車である。この車両は前者の方。トランスミッションはKL-MPディーゼル車では非常に珍しいオートマで、他には名古屋ガイドウエイバス(全車引退済)くらいしか例が無い。しかも、中扉より後ろが純正車体ならステップ付きなのだがこの車両については後部2列目の座席付近までフラットな構造になっている、他の都市から見れば異端車。走行音はふそうらしくガラガラ音が強いのが特徴で、西工車体のせいかよく響いている。
三菱ふそう KK-MJ27HL(プロパー導入車)
・走行音(旧放送・全区間)(37.6MB*)
収録区間:特南2系統 長岡京駅東口→竹田駅西口
南部の営業所に在籍するKK代エアロミディで、狭溢路線や閑散路線で活躍する。プロパーで導入された車両と後述するMKからの譲渡車があるが、このプロパー導入車はオートマで方向幕は幕式となっている。全車ノンステップ車。走行音についてはエアロミディらしい甲高いエンジン音が特徴だが、後述のマニュアル車とは鳴り方がかなり異なっている。
三菱ふそう KK-MJ27HL(譲渡車)
・走行音(旧放送・長区間)(49.8MB*)
収録区間:特18系統 石原団地前→二条駅西口
京都市バス唯一の他社からの譲渡車となるKK代エアロミディ。元々はタクシー会社のMKが京都市内のバス事業参入のために購入した車両だったが、近隣各社局が難色を示したことにより協議が行われて参入中止となり、余剰となった車両を局がリースの形を取って導入したものである。マニュアルトランスミッション、LED式方向幕とプロパー導入車とは仕様が異なる。全車ノンステップ車。整理券発行機を取り付ける場所が無いため、運用は均一運賃の系統に限られている。走行音はエアロミディらしい甲高いエンジン音が特徴。プロパー導入車と異なり、ドア閉時の「扉が閉まります」のアナウンスが無くブザーのみとなっている。
三菱ふそう PA-ME17DF
・走行音(全区間)(46.0MB*)
収録区間:16系統 京都駅前→南区総合庁舎前→京都駅八条口
小型車エアロミディME。閑散路線用で、日野ポンチョとともに用いられている。エアロミディMEは小型車として初めてノンステップ化を達成した車両で、座席やエンジンの配置に工夫がなされている。エンジンは多数派の中型車エアロミディMKとは搭載スペースの関係で異なり、マイクロバスのローザと同じ4気筒エンジンを搭載していて、甲高い音が特徴。収録の系統は小さな車体に似合わず大通りをメインに走っており、速度も上がっていて軽快な走行音に仕上がった。
日野 KC-RU1JLCH
・走行音(長区間)(37.6MB*)
収録区間:80系統 太秦天神川駅→大宮五条
日野ブルーリボンのハイブリッド車「HIMR」で、全5台が導入された。車体こそ通常仕様のブルーリボンと一緒だが足回りは全く別物で、中型車用エンジンにモーターを組み合わせたものとなっている。エンジンの駆動をモーターが補助する仕組みとなっているため、モーターのみでの走行は出来ない。床下にバッテリーを搭載している関係もあり、ツーステップ車となっている。走行音はエンジン音とともに聞こえる甲高いモーター音が特徴。
日野 BJG-HU8JMFP
・走行音(全区間)(34.7MB*)
収録区間:特93系統 太秦天神川駅→嵐山
HIMRの導入実績を踏まえてか、ブルーリボンシティの世代になってハイブリッド車を大量導入するが、その際に2台だけ先行で導入されたのがこのグループ。HIMRの頃と比べるとバッテリーを屋根上に搭載することによってノンステップ化がなされたりと技術進歩を反映している。駆動の仕組みそのものはHIMRと変わらず、モーターのみでの走行は出来ない。走行音は、HIMRと比べるとモーター音が小さくなっているのが特徴だが、雰囲気は似ている。
日野 LNG-HU8JLGP
・走行音(全区間)(39.1MB*)
収録区間:81系統 京阪中書島・伏見港公園→竹田駅東口→京都駅前
先述のブルーリボンシティハイブリッドは先行2台導入の翌年より毎年のように導入が続く。排ガス規制対応のため先行導入車と比べると搭載エンジンは変わらないながらも細部に改良が加えられている。先行導入車とはエンジン音の響き方が異なっていて、こちらの方がやや篭ったような響きとなっている。
日野 PJ-KV234L1(西工車体)
・走行音(全区間)(21.6MB*)
収録区間:北3系統 北大路バスターミナル→京都産大前
西工架装のブルーリボンⅡで、純正車体とともに多くの車両が導入された。京都市バスらしくオートマで導入されている。走行音はごく普通のブルーリボンⅡの音となっているが、西工車体は低音域の響きがやや弱くなっている。
いすゞ KK-LR233J1改
・走行音(MT車・全区間)(28.2MB*)
収録区間:南3系統 横大路車庫前→竹田駅西口
・走行音(AT車・全区間)(85.0MB*)←換気扇の音が鬱陶しいorz
収録区間:特27系統 京都外大前→光華女子大前→京都外大前
エアロミディに次ぐ中型車の主力として活躍するエルガミオで、閑散路線や狭溢路線を中心に活躍している。全車ノンステップ車。2000年度導入車のみマニュアルシフトで、2001年度以降はオートマで導入されている。走行音は、マニュアル車はいたって普通のエルガミオだが、オートマ車は非常に単調な音となっている。
いすゞ PA-LR234J1
・走行音(全区間)(57.7MB*)
収録区間:南1系統 竹田駅西口→桂駅東口
エルガミオはKK代に引き続きPA代でも導入。全車オートマでノンステップ車となっている。見た目はKK代と変わらないが走行音は大きく変化し、クオーンクオーンと独特の音を立てて走るようになった。