奈良交通
日野 U-HU2MPAA
・走行音(全区間)(その1)(29.1MB*)
収録区間:山村線57系統 JR奈良駅→藤原台
・走行音(全区間)(その2)(32.5MB*)
収録区間:奈良白土線135系統 近鉄奈良駅→白土町
・走行音(全区間)(その3)(17.6MB*)
収録区間:西千代ヶ丘線22系統 学園前駅→西千代ヶ丘二丁目
2014年現在でも多数が在籍するU代ブルーリボン。セーフティウインドウの有無、側面窓の開閉の可否、扉数など車両による形態差が大きいが、奈良交通らしく長尺車となっている。奈良市内や学園前駅近辺を中心に幅広く活躍している。ロッドシフトのため、シフトアップ時の「ツーカツー」音は無く、時折軽く「コン」と鳴る程度。ブルーリボンらしい力強いエンジン音を響かせて街中を快走する。1台のみハイブリッド機構搭載、HIMR車も存在したが、既に廃車されている。
日野 KC-HU2MPCA
・走行音(全区間)(19.7MB*)
収録区間:榛原ネオポリス線20系統 榛原駅→天満台東三丁目
KC代ブルーリボンもU代に続いて登場。多数が在籍する。このKC代も同型式で複数バリエーションがあり、扉数、配置の差やツーステップ&ワンステップといった具合であるが、相変わらず長尺車。ロッドシフト車とFFシフト車があり、シフトアップ時のエアー音の有無で判別できる。
日野 KC-HU2MPCA改
・走行音(全区間)(その1)(25.1MB*)
収録区間:西登美が丘真弓線126系統 学園前駅→学研北生駒駅
・走行音(全区間)(その2)(32.1MB*)
収録区間:学園前高の原線11系統 高の原駅→学園前駅
KC代ブルーリボンワンステップ車で、形式名に「改」が付く。ツーステップ車では前後扉車だったが、ワンステップ車では床構造の問題から前中扉となっている。中扉は幅を確保し乗降性を高めるため、4枚折戸を採用。座席の位置が低くなったため、その分ツーステップ車に比べ側面窓が大きくなっている。走行音は、床構造の問題からかツーステップ車に比べ篭ったような音になった。
日野 KC-RU1JJCA
・走行音(全区間)(58.8MB*)
収録区間:富雄庄田線153系統 富雄駅→学研北生駒駅→傍示
KC代ブルーリボンの大型短尺車。全国的にそれほど数の多くない大型短尺車だが、奈良交通では中型車の扱いで導入された。大型短尺車について、奈良交通ではいすゞは比較的まとまった数が在籍しているが、日野は少数派。車体幅は大型車と一緒だが、車体長さは中型と同じ9mのため、エンジンなど足回りも中型車がベースとなっている。走行音は、中型車用のエンジンのため一般的な長さのブルーリボンより軽快な響き。
日野 KK-HR1JEEE
・走行音(全区間)(13.4MB*)
収録区間:学園緑ヶ丘線33系統 学園前駅→学園緑ヶ丘一丁目
日野レインボーHRの車体長7m車。中型ロング車として全国的に導入が進んだ日野HRの短尺車で、切り刻んだもやしといった感じか。小回りが利くため全国的にはコミュニティバスとしての運用が多く、奈良交通でも狭溢路を走る路線や需要が小さい路線を中心に運用されている。車体長9m車や10.5m車とはクーラーが異なるが、搭載エンジンなど基本スペックは一緒。中扉は戸袋のスペースが確保できないためグライドスライドドアとなっている。走行音は車体長さが短い分車体重量が軽くなるためか、9m車や10.5m車に比べ軽快な響きになっている。あちこちからビビリ音が聞こえてくるのが難点。
日野 PKG-KV234Q
・走行音(全区間)(14.5MB*)
収録区間:大和町線21系統 学園前駅→学園大和町五丁目
いすゞエルガベースのブルーリボンⅡ。近年エルガ共々大量に導入されており、初代ブルーリボンを着実に置き換えている。つまり、奈良交通の新型路線車は皆同じような見た目で同じような音を立てている。単調ながら力強さも兼ね備えた音が特徴。
日野 SKG-HX9JLBE
・走行音(全区間)(40.4MB*)
収録区間:八木御所線31系統 橿原神宮駅→近鉄御所駅
コミュニティバスに使われることの多い小型車ポンチョだが、奈良交通では一般路線用として多数が在籍している。主に奈良市内では奈良公園周遊バスに、その他のエリアでは閑散路線に入り、活躍する。ポンチョは従来の小型車リエッセをベースにエンジン配置を工夫することでノンステップ化を実現したもので、走行音もベース車のリエッセに近い単調な音となっている。収録の路線は橿原神宮駅と近鉄御所駅を結ぶ路線だが現在は廃止になってしまった。
いすゞ U-LV224N
・走行音(全区間)(35.2MB*)
収録区間:祝園登美ケ丘線41系統 学研奈良登美ケ岡駅→祝園駅
奈良交通のなかでも古参の部類のU代キュービック。廃車が進んではいるものの、まだまだ多数が在籍している。同時期の日野ブルーリボン同様にハイバックシートに引き違い窓と、奈良交通独自の仕様が目立つ。キュービックはP代とKC代ではQ尺(タイヤ間5.8m)で導入されているが、U代のみN尺(タイヤ間5.3m)U代キュービックらしい「ドロドロ」という感じのエンジン音が特徴。
いすゞ KC-LV280Q
・走行音(全区間)(ツーステップ)(45.1MB*)
収録区間:王寺五位堂線13系統 王寺駅→五位堂駅
・走行音(全区間)(ワンステップ)(53.8MB*)
収録区間:加茂線109系統 奈良駅→加茂駅
多数が在籍するKC代キュービック。導入時期により前後扉のツーステップ車と前中扉のワンステップ車に大別され、両者はシャーシ型式こそ同じだが外観も内装も大幅に異なっている。前者は引き違い窓にハイバックシートとU代から独自仕様を引き継いだが、後者は逆T字窓に中扉4枚折戸で他の事業者でも良く見掛ける仕様となっている。エンジンは排ガス規制対応のためU代とは異なるV8エンジンを採用。V8エンジンは観光バスでは一般的だが路線バスでは珍しく、標準出力ではいすゞのみの仕様。音も観光バスのようなガラガラ音が強く重みのある音となっている。
いすゞ KC-LV832N
・走行音(全区間)(34.7MB*)
収録区間:市内循環外回り2系統 JR奈良駅→大仏殿・春日大社前→JR奈良駅
2台のみが在籍するキュービックノンステ。奈良交通唯一のフルフラットノンステかつAT車となっている。このタイプの車両は都市部の事業者を中心に導入されていたが排ガス規制やZF製トルコンのメンテナンスの煩雑さから廃車が進み、貴重な存在となってきている。奈良交通では市内循環か恋の窪線で走っている。整理券発行機を装備せず、前扉から乗車する仕様のため入る系統はこの2路線に限定されている。走行音は低く野太く力強い感じのエンジン音とトルコンらしい甲高い音が相まって独特の雰囲気。
いすゞ KC-LT233J
・走行音(全区間)(20.0MB*)
収録区間:西大和団地線5系統 王寺駅北→桜ヶ丘一丁目
全国的に割と珍しい存在のキュービックの大型短尺車だが、奈良交通はかつて中型車が導入されていなかった関係でそこそこまとまった数が在籍している。奈良交通の大型短尺車は前中扉なのが特徴で、一般的な大型車とは見分けが付きやすい。車体幅は大型だがエンジンは中型と一緒。音も中型車とそっくりだが、車体幅が広い分車体が重いのか中型と比べ低く重い感じの音を立てている。
いすゞ KL-LV280L1
・走行音(全区間)(その1)(38.4MB*)
収録区間:奈良西大寺線14系統 JR奈良駅西口→西大寺駅
・走行音(全区間)(その2)(19.7MB*)
収録区間:天平台住宅線21系統 王寺駅→明神四丁目
KL代エルガで、KC代キュービックと同じくV8エンジン装備。車体はキュービックとは全く異なるものとなったが、足回りは同車のものを引き継いでいる。排ガス規制対応のためかKC代キュービックより全体的に低音が強い音となり、迫力がさらに増している。
いすゞ KK-LR233E1
・走行音(全区間)(26.8MB*)
収録区間:10系統 榛原駅→莵田野
KK代エルガミオのなかでもごく短期間のみの製造だった7m車で、奈良交通では15台が導入され閑散路線を中心に活躍している。その外観から「チョロQ」と呼ばれることも多い。エンジンは9m車と同系列のものを搭載しているため、走行音も同じで単調な音となっている。
いすゞ QQG-LV234N3
・走行音(全区間)(38.9MB*)
収録区間:市内循環外回り2系統 JR奈良駅→大仏殿・春日大社前→JR奈良駅
市内循環線で活躍するエルガハイブリッド。専用の黄色塗装となっており、基本的に他の路線に入ることは無い。奈良交通ではかつて1台のみ日野のハイブリッド車、HIMRが活躍していたことがあるが、それ以来のハイブリッド車導入となる。路線の性格上低速での走行が多いが、エルガハイブリッドは低速域はエンジンを使わずモーターのみでの走行となるため、その分独特のモーター音を堪能出来る。