大阪市交通局
いすゞ KL-LV280L1改
・走行音(全区間)(19.9MB*)
収録区間:72号系統 鶴町四丁目→天保山
V8エンジン搭載の前中扉間ノンステップエルガで、大阪市バスらしくZF製トルコン装備のAT(オートマ)仕様。全国的にKL-LV280のATはかなり珍しい存在で、ATの設定のある車種は極力ATで導入する大阪市らしい選択とも言える。走行音は、V8エンジン特有の迫力ある音に加えてトルコンの甲高い音も聞こえてくるのが特徴。収録の系統は鶴町四丁目と天保山をなみはや大橋経由で結ぶ路線で、なみはや大橋が有料道路だった頃は市バス唯一の有料道路を通る路線だった。
いすゞ PJ-LV234L1
・走行音(全区間)(68.9MB*)
収録区間:73号系統 なんば→出戸バスターミナル
PJ代からエルガは直6エンジン搭載となった。やはりATで、KL代とは異なりアリソン製のトルコン装備。中型車のエルガミオに近い音になったエンジン音だけでなく、トルコンの音も異なっている。収録の路線はなんばと出戸バスターミナルを杭全(くまた)経由で1時間近くかけて走る市バスの中でもかなり長距離を走る系統で、2つの系統を統合して誕生した。
いすゞ LDG-LV234L3
・走行音(全区間)(48.2MB*)
収録区間:80号系統 あべの橋→鶴町四丁目
引き続き直6エンジン搭載のLDG代エルガ。音もPJ代とそれほど変わらないが、変速機からの音が若干異なる。運転手さんの放送がなかなか面白かった。所要時間が長めに設定されているのか、随所で時間調整を行っている。
三菱ふそう KL-MP37JK改
・走行音(全区間)(22.3MB*)
収録区間:58号系統 大阪駅前→野田阪神
KL-MPのCNG車で、大きく出っ張った屋根上のガスボンベカバーが特徴的。内装はディーゼル車とほとんど変わらない。大阪市バスのKL-MPは全てCNG車となっている。ディーゼル車と異なりATが標準仕様となっているが、大阪市バスにはかつてMT車が存在した(全車廃車)。走行音は、ディーゼル車とは大きく異なる響きとなっており、低音が弱くなっているのが特徴。
三菱ふそう PA-MK27FH
・走行音(全区間)(39.1MB*)
収録区間:39号系統 新大阪駅北口→野田阪神前
PA代のエアロミディで、大阪市バスでは珍しいMT車。エアロミディがPA代からMTのみの設定になったためMTでの導入となったと思われる。ミディらしい軽やかな音が特徴的。収録の系統は上りと下りで経路が一部異なるのが特徴で、「淀川警察署前」は野田阪神前行のみが通過する。
日産ディーゼル KL-UA272KAM改
・走行音(ディーゼル車)(全区間)(55.2MB*)
収録区間:60号系統 なんば→天保山
日デ大型フルフラットノンステで、西工車体架装の車両が多数導入されており、ディーゼル車のみならずCNG車も存在する。元々この型式は富士重工車体のみを架装していたが、同社のバス製造撤退に伴い架装指定メーカーが西工に変更され、その際に大幅なモデルチェンジが行われた。エンジン型式や配置が見直されたことによりフルフラットノンステながらエンジンルーム上に座席が設置できるようになった。走行音も両者で大幅に異なり、西工車体の方が大きい音を立てる。
日産ディーゼル PB-RM360GAN
・走行音(全区間)(16.3MB*)
収録区間:27号系統 井高野車庫前→相川駅前
日デの中型車RMで、西工車体架装。PB代よりエンジンの自社開発を中止したため、シャーシは日デ製だがエンジンは日野製を搭載し、同時期に製造されていた日野の中型車レインボーHR系と同じものである。大阪市らしくAT仕様であり、かなり単調な音となっている。