鉄遊館

西日本鉄道(グループ各社含む)

日野 U-HT2MMAA

走行音(全区間)(60.4MB*)

収録区間:船小屋線50 西鉄久留米→船小屋

 

西鉄で数少なくなった西工58MC車体架装の車両のうちのひとつ。シャーシは日野で、ブルーリボンと同じシャーシ。冷房装置が車体後部にあるのが特徴で、96MC初期頃までの西鉄バスは大抵このスタイルだった。この車両は西鉄バス久留米・筑後車庫の所属で、船小屋線で活躍する。夜間なので道は空いているが、西鉄らしく低回転走行。純正車体のブルーリボンより全体的に音が軽く、アイドリング時の車体の共振音が大きい。

 

日野 KC-HT2MMCA

走行音(全区間)(30.3MB*)

収録区間:久留米市内線1 西鉄久留米→信愛女学院

 

西工96MC架装・日野シャーシの車両で、96MCとしては初期の世代に当たるKC代。この車両は西鉄バス久留米本社の所属。冷房はビルドインクーラーとなり屋根上の出っ張りは無くなったが、車体後部に冷房を搭載していた頃の名残なのか車内の空気吸い込み口が後部にある。収録の路線は行き先では分かりづらいが西鉄久留米への入出庫路線で、「信愛女学院」バス停留所は西鉄バス久留米本社に隣接している。走行音はU代と比べるとさらに軽い音となった。個体差なのか、収録の車両はサスの軋み音が大きめ。西鉄らしく、アイドリングストップを多用している。

 

いすゞ KC-LV380N

走行音(全区間)(81.3MB*)

収録区間:福島線30 八女営業所→JR久留米駅

 

西工96MC架装・いすゞシャーシの車両で、96MCとしては初期の世代に当たるKC代。この車両は西鉄バス久留米・八女車庫の所属。冷房は後期導入の車両からビルドインクーラーとなり屋根上の出っ張りは無くなったが、車体後部に冷房を搭載していた頃の名残なのか車内の空気吸い込み口が後部にある。シフトはフィンガーシフトで、KC代いすゞなのでV8エンジンを搭載しており、西鉄にしては珍しくよく回していたこともあり迫力のある走行音を堪能出来る。収録の路線は久留米と八女を結ぶ基幹路線で、利用者が多いため日中1時間5本程度と高頻度運転を行っている。かつては軌道路線の西鉄福島線だったが、途中の花畑まではほぼ通っていたルートを踏襲している。

 

三菱ふそう KC-MS829P

走行音(全区間)(144MB*)

収録区間:筑豊急行 博多バスターミナル→後藤寺バスセンター

 

西工90MC S型車体架装・三菱ふそうのエアロバスシャーシ架装の車両。丸みを帯びた車体のエアロバスとは大きく異なる角ばった車体で、デザイン性より実用性に重きを置いたという感じか。走行音も車体構造の違いからか、エアロバスとは響きが異なる。収録の筑豊急行は博多駅・福岡空港と飯塚・後藤寺を結ぶ長距離路線で、途中一部バイパスを通るもののこまめに沿線の停留所に停車していく。西鉄らしく、観光タイプの車両にも関わらずアイドリングストップを多用している。

 

三菱ふそう KL-MP35JP改

走行音(全区間)(97.8MB*)

収録区間:福岡空港-久留米線 繩手→JR・西鉄久留米→福岡空港

 

西工96MC架装、エアロスターシャーシのB型高速車。西鉄では近距離の都市間高速バスに、「B型高速車」と呼ばれる、路線バス仕様のシャーシにトップドア・リクライニングシートの自家用・貸切バスに近い仕様の車両を導入しており、この車両もその一員。路線バスシャーシながら高速道路での高速走行に耐えられるよう高出力タイプのエンジンを搭載しており、普通のエアロスターと比べるとガラガラ音が強く迫力がある音を立てる。

 

日産ディーゼル KC-JP250NTN

走行音(全区間)(30.1MB*)

収録区間:西町線52 津福今町→西鉄久留米

 

西工96MC架装の日産ディーゼルJP。いわゆる中型ロング車と呼ばれる車両で、中型車だが車体の長さが10.5mある。このタイプの車両は西鉄ではU代の頃に多数導入されたが、KC代ではたった3台が西鉄バス久留米に在籍するのみの超少数派。京王バスに同型車が多数在籍していたが、既に全て廃車となっている。走行音は、ターボ付きということもあり軽快な唸りが特徴。KL代のJPとも雰囲気はそれほど変わらない。

 

日産ディーゼル KC-RM211GSN

走行音(長区間)(35.3MB*)

収録区間:黒崎団地線18 大牟田駅→黒崎団地

 

西工96MC架装の日産ディーゼルRM。上のJPの通常サイズ版ということになり、車体長は9m。JPとは異なりRMはロッドシフトで、エンジンにターボも付いていないため走行音の雰囲気は異なる。外見は後述のKK-RMとそっくりだが、KC-RMでは車体後部にクーラーユニットが飛び出しているのが相違点。

 

日産ディーゼル KK-RM252GSN

走行音(長区間)(22.0MB*)

収録区間:上官線25 大牟田駅前→有明高専前

 

西工96MC架装の日産ディーゼルRM。KK代は中型車でもターボ付エンジンを搭載している。他社ならエアサスが標準装備される世代で、西鉄でも大型車ならエアサスで導入されている時期の導入だが、リーフサスとされてる。シフトもフィンガーシフトのように見えるが実はロッドシフト。シフトアップ時にエア音はしない。

 

日産ディーゼル KL-UA452MAN

走行音(長区間)(62.3MB*)

収録区間:福島線30 西鉄久留米→八女営業所

 

西工96MC架装の日産ディーゼルUA。KL代以降、西日本車体工業が日産ディーゼルの指定車体とされたこともあって日産ディーゼルシャーシばかりが導入されるようになる。KL-UAはそういう事情もあり大量導入されたため、各地で見かけることが出来る。窓の形状は初期車は逆T字窓、後期車はT字窓となっているが、これは西鉄バスジャック事件を受け車外への窓からの脱出が容易なように仕様変更されたための措置。シャーシはごく標準的なKL-UAのもので、走行音もガラガラ音が目立つKL-UAらしい音。

 

日産ディーゼル PKG-RA274MAN

走行音(全区間)(その1)(62.7MB*)

収録区間:中尾~博多駅線66 博多駅(郵便局前)→那珂川営業所

走行音(全区間)(その2)(41.3MB*)

収録区間:福重線504 野方→都市高速→天神(コア前)

 

西工96MC架装の日産ディーゼルRA。西工96MC末期の頃に大量に導入されたため、各地で見かけることが出来る。西鉄ではこの車両の導入途中で「スマートループ」と称して車体塗装・内装を一新する取り組みを行っており、初期の導入車と後期の導入車で雰囲気が大きく異なる。

 

日産ディーゼル PKG-RA274TAN

走行音(全区間)(143MB*)

収録区間:苅田・行橋線 行橋営業所→西鉄天神高速バスターミナル

 

西工96MC架装の日産ディーゼルRA B型高速車。西鉄では近距離の都市間高速バスに、「B型高速車」と呼ばれる、路線バス仕様のシャーシにトップドア・リクライニングシートの自家用・貸切バスに近い仕様の車両を導入しており、この車両もその一員。路線バスシャーシながら高速道路での高速走行に耐えられるよう一般路線仕様とはギア比や段数が異なっており、走行音の雰囲気も異なっている。


前のページへ戻る