京福電気鉄道
モボ101形
・走行音(4.84MB*)
収録区間:嵐電嵯峨→有栖川
制御方式:抵抗制御(吊掛駆動)
主電動機:SE129-B(44.8kW)
1929(昭和4)年製の旧モボ101形の車体を1975(昭和50)年に更新した車両。前面3枚窓が特徴で、モボ301形と同形状をしている。台車は乗り心地が悪かったため車体更新よりも前に振り替えが行われている。主電動機は旧モボ101由来のものを積んでいる。走行音は、かすれたような音のモーター音が特徴。
モボ611形
・走行音(全区間)(15.6MB*)
収録区間:帷子ノ辻→北野白梅町
制御方式:抵抗制御(吊掛駆動)
主電動機:SE129-B(44.8kW)
車体の老朽化が進んでいたモボ111形の機器を流用し、車体を新造した車両。1992(平成4)年に登場し、6両が製造された。台車は当初は種車のものをそのまま流用したが、一部車両に関しては後に新製のものと振り替えが行われている。振り替えた車両に関しても駆動方式は吊り掛け駆動のままで、主電動機も旧来のものを積んでいる。嵐電のモボ2001形を除く車両は全て主電動機が同一品で、個体差はややあるがいずれもかすれたような音が特徴。
モボ2001形
・走行音(全区間)(15.6MB*)
収録区間:帷子ノ辻→北野白梅町
制御方式:VVVFインバータ制御(東洋2レベルIGBT)
主電動機:TDK6308-A(60kW)
2001(平成13年)に登場した嵐電初、かつ唯一のVVVFインバータ制御車両で、2両が在籍。車体はモボ611形などとほとんど同じ。足回りはほとんどが新造だが、CPなど一部の部品は流用品である。また、手持ち部品を使用して新造されたためか、2両で車内の造作が異なる。制御装置は嵐電唯一の東洋電機製。変調音そのものは、他の都市の路面電車でも聞けるタイプの東洋IGBTの音だが、電気制動がないため減速時にはモーター音がしない特徴がある。