新京成電鉄
800形
・走行音(その1)(1.17MB)
収録区間:鎌ヶ谷大仏→初富
・走行音(その2)(1.01MB)
収録区間:常磐平→八柱
制御方式:抵抗制御
主電動機:MB-3183A(120kW)
1971(昭和46)年に登場した、新京成で実質的に初の自社発注車。新京成独自のスタイルがまだ確立されていなかったからなのか、全体的に京成の電車の影響を強く受けている。現在、新京成で片開き扉を持つのはこの車両のみである。更新工事が行われたため、前面形状が製造時と変わっている。駆動方式はこの車両以降新京成の標準となるWN駆動で、主電動機も新京成標準の三菱製。走行音は、高速域で国鉄形車両のような音を立てるのが特徴。小田急9000形に似ている。
8000形
・抵抗制御車走行音(その1)(1.17MB)
収録区間:京成千葉線 稲毛→みどり台
・抵抗制御車走行音(その2)(1.36MB)←全く電制が効いていない
収録区間:初富→鎌ヶ谷大仏
制御方式:抵抗制御
・界磁チョッパ車走行音(0.99MB)
収録区間:薬園台→前原
制御方式:界磁チョッパ制御
・VVVF化改造後走行音(全区間)(61.0MB★)
収録区間:松戸→京成津田沼
制御方式:VVVFインバータ制御(三菱2レベルIGBT)
1978(昭和53)年に登場した、新京成初の両開き扉車。独特の前面形状が特徴で、そのスタイルから「習志野の狸」と呼ばれている。制御方式は初期の2編成は抵抗制御だが、第3編成以降は界磁チョッパ制御となった。両者ではパンタグラフの数が異なる。京成千葉線乗り入れに伴い、京成の保安装置の取り付け、塗色変更などが行われている。また、2018年現在残存する車両はすべてVVVF制御化改造が行われている。走行音は、抵抗制御は京成3500形にも似た音で比較的静か。界磁チョッパ車は起動時の唸りが特徴。VVVF化改造車は、非同期音は三菱IGBTの標準的な音である。東芝製の全閉自冷式モーターを採用したため、中速域以降は独特の音になっている。
8800形
・オリジナル車走行音(712KB)
収録区間:滝不動→高根公団
制御方式:VVVFインバータ制御(三菱GTO初期)
主電動機:MB-5018-A(135kW)
・ソフト変更車走行音(全区間)(62.1MB★)
収録区間:松戸→京成津田沼
制御方式:VVVFインバータ制御(三菱GTO)
主電動機:MB-5018-A(135kW)
・機器更新車走行音(全区間)(85.9MB★)
収録区間:松戸→千葉中央
制御方式:VVVFインバータ制御(三菱SiC-MOSFET)
1986(昭和61)年に登場した中小私鉄としては初のVVVF車。その後の大手私鉄でのVVVF車大量増備の先駆け的存在でもある。新京成でも最大勢力となっていて、8連12本が在籍している。電機品には三菱製のものが採用されていて、オリジナル車に関しては音もまさにその最初期のものである。現在全車に改造が行われ、8900形で実用化された純電気ブレーキが使えるようにインバータのソフト変更が行われたり、またドアチャイムが取り付けられたりして、オリジナル車は消滅した。また、全編成登場時の8両編成から6両編成への編成短縮が行われており、一部車両には先頭車化改造も行われた。走行音は、オリジナル車は初期のVVVF車らしい変調の多い音だったが、更新車ではやたら低い間延びしたような音に変わっている。2016(平成28)年より老朽化した走り装置の更新が開始され、三菱製のフルSiC使用の制御装置となって装置の小型軽量化が図られている。同時に主電動機も換装され、従来の8800形とはまるっきり異なる、「ヒューーキュイーン」という感じの静かな音となっている。
8900形
・走行音(全区間)(機器更新前)(61.9MB*)
収録区間:京成津田沼→松戸
制御方式:VVVFインバータ制御(三菱GTO後期)
・走行音(全区間)(機器更新後)(61.9MB★)
収録区間:京成津田沼→松戸
制御方式:VVVFインバータ制御(三菱2レベルIGBT)
主電動機:MB-5018-C(135kW)
1993(平成5)年登場の車両。日本で初めて純電気ブレーキ・シングルアームパンタを採用した。この他にも数々の新機軸が見受けられる。電機品は新京成の伝統なのか三菱製で、走行音は機器更新前はメトロ9000系や05系、西鉄6050形のGTO車と同じ変調パターンの音だった。更新後は新京成8000形の機器更新車と同じ変調パターンになった。主電動機は8800形とはほぼ同じもののようで、音もほぼ同じ。
N800形
・走行音(全区間)(60.9MB*)
収録区間:松戸→京成津田沼
制御方式:VVVFインバータ制御(東洋2レベルIGBT)
主電動機:MB-5117-A(125kW)
2005(平成17)年登場の京成千葉線乗り入れに対応車両で、基本設計は京成3000形に準じている。加速度は京成3000形に準じているため従来車と比べると高い。制御装置は新京成の従来車とは異なり東洋製で、音もその標準的な音。起動時と停車時に「ピコ~」と鳴るのが特徴。主電動機は三菱製で、高速域の音がかなり静かなのが特徴。制御装置・主電動機共に京成3000形との共通品。ドアチャイムは新京成オリジナルのものになっている。
80000形
・走行音(全区間)(58.7MB★)
収録区間:松戸→京成津田沼
制御方式:VVVFインバータ制御(三菱SiC-MOSFET)
主電動機:MB-5160-D(155kW)
2019(令和元)年登場の新京成では最新鋭の車両。基本設計は京成3100形に準じており、車体形状や内装など配色を除いて共通点が多いが、はね上げ式シートやFREE-WiFiなど本系列では採用されなかった機能もある。足回りは京成3100とは異なる点が多く、制御装置・主電動機とも新京成伝統の三菱製となっている。制御装置には8800形更新車に引き続きフルSiC素子が用いられるが、音は同車とは異なり非同期音の音程が途中で変化するタイプとなっている。