鉄遊館

札幌市交通局

3000形

走行音(その1)(704KB)

収録区間:南北線 大通→すすきの

走行音(その2)(1.05MB)

収録区間:南北線 澄川→自衛隊前

制御方式:電機子チョッパ制御

 

1978(昭和53)年に登場した南北線用の車両。車体長や扉配置、塗装は2000形に合わせてあるが、2車体3台車の連接構造となり、それを4ユニット組み合わせた8両編成となっている点や、車体形状、制御方式が2000形と異なる。制御方式は6000形同様の電機子チョッパ制御。モーターは6000形とは異なるもので、起動時のうなりが大きいのが特徴。最新鋭の5000形とは扉配置が異なり、ホームドアと位置が合わないため、残念ながら全車運用離脱・廃車となってしまった。

 

5000形

走行音(日立・01編成)(828KB)

収録区間:南北線 澄川→自衛隊前

走行音(日立・ソフト変更前)(1.06MB)

収録区間:南北線 澄川→自衛隊前

制御方式:VVVFインバータ制御(日立3レベルIGBT)

走行音(日立・ソフト変更後)(801KB)

収録区間:南北線 平岸→中の島

走行音(日立・2009年以降増備車)(全区間)(39.0MB*)

収録区間:南北線 真駒内→麻生

制御方式:VVVFインバータ制御(日立2レベルIGBT)

走行音(東芝・04・05編成)(843KB)

収録区間:南北線 北24条→北34条

走行音(東芝・16・17編成)(1.00MB)

収録区間:南北線 南平岸→平岸

制御方式:VVVFインバータ制御(東芝3レベルIGBT)

走行音(三菱・ソフト変更前)(1.20MB)

収録区間:南北線 自衛隊前→澄川

走行音(三菱・ソフト変更後)(1.05MB)

収録区間:南北線 北34条→北24条

走行音(三菱・ソフト変更後)(全区間)(38.0MB*)

収録区間:南北線 麻生→真駒内

制御方式:VVVFインバータ制御(三菱3レベルIGBT)

 

1995(平成6)年に、老朽化した2000形を置き換えるために登場した。車体長はこれまでの南北線車両とは異なり18m、扉数も北海道を走る車両で唯一の片側4扉となった。また、札幌市営地下鉄で初めて自動放送装置を搭載した。制御方式はVVVFインバータ制御(IGBT素子)で、01~03・12~14編成は日立、04・05・16・17編成は東芝、06~11編成は三菱製のものを搭載している。日立と東芝は似たような音を発しているが、非同期の高さが異なる。また、日立製でも01編成は他編成と比べて非同期音が高く、東芝でも初期製造の04・05編成と後期製造の16・17編成では微妙に音が異なる。三菱は特有の「ヒュルルル」という非同期音である。日立と三菱はワンマン化改造に伴う制御ソフト変更で音が変化しているほか、3000形置き換え用に2009年以降製造された車両も同様の音を立てている。

 

7000形

走行音(全区間)(33.7MB*)

収録区間:福住→栄町

制御方式:電機子チョッパ制御

 

1988(昭和63)年、東豊線の開業に伴って製造された車両。東西線6000形をベースに設計された、片側3扉のボギー車で、4両編成を組む。初期車と後期車では前面形状や塗装が異なる。制御方式は電機子チョッパ制御だが、6000形同様、制御装置が付随車に搭載されているため、電動車ではチョッパ音が聞こえにくい。走行音は、3000形とくらべるとおとなしい音。東豊線は東西線同様の鉄板敷き軌道のため、軌道からの「シャー」という音が目立つ。9000形の登場により全車廃車となり、現存しない。

 

8000形

走行音(東芝)(全区間)(48.8MB*)

収録区間:宮の沢→新さっぽろ

制御方式:VVVFインバータ制御(東芝2レベルIGBT)

走行音(日立後期)(全区間)(48.8MB*)

収録区間:宮の沢→新さっぽろ

制御方式:VVVFインバータ制御(日立2レベルIGBT)

 

1998(平成10)年に登場した東西線用車両で、東西線車両の増結・増発目的で登場したが、後に増備が重ねられて在来車の6000形をすべて置き換えた。片側3扉のボギー車で、7両編成を組む。製造期間が10年ほどに渡るため、外観は同じようなイメージだが足回りや内装など、増備時期によって細かな仕様の違いが多い。制御方式はVVVFインバータ制御で、5000形同様に日立・東芝・三菱の3社の制御装置を採用しており、走行音もそれぞれ異なる。

 

9000形

走行音(全区間)(35.5MB★)

収録区間:福住→栄町

制御方式:VVVFインバータ制御(日立2レベルIGBT)

 

2015(平成27)年、東豊線のホームドア設置・ワンマン運転化に伴い導入され、急ピッチで増備が行われたためわずか1年余りで7000形をすべて置き換えた。7000形同様、片側3扉のボギー車で、4両編成を組む。全車川崎重工製で、一部にガラスを用いた袖仕切りや全面ガラス張りの貫通扉など同社製の東京メトロ16000系と同じ意匠のパーツも見受けられる。走行音は編成ごとの差異は無く、全車JRE531系やE233系3000番台のような感じの非同期音となっている。

 

210形(市電)

走行音(1.64MB)

収録区間:山鼻9条→行啓通

制御方式:抵抗制御(吊掛駆動)

 

1958(昭和33)年、単車110形、120形の機器を流用して登場したボギー車。札幌綜合鉄工協同組合で製造され、「札幌スタイル」と呼ばれる丸みを帯びた前面1枚窓のスタイルの車体が特徴。車体更新が行われたため、登場時と現在では外観が異なる。走行音は、軽快な唸りが特徴。

 

220形(市電)

走行音(4.61MB)

収録区間:石山通→行啓通

制御方式:抵抗制御(吊掛駆動)

 

1959(昭和34)年に、単車120形、130形の機器を流用して登場した車両。210形とほぼ同一の形態をしているが、登場年の違いから別形式となった。札幌綜合鉄工協同組合で製造され、「札幌スタイル」と呼ばれる丸みを帯びた前面1枚窓のスタイルの車体が特徴。車体更新が行われたため、登場時と現在では外観が異なる。走行音は、210形とほぼ同じ。

 

250形(市電)

走行音(全区間)(循環運転開始前)(59.4MB*)

収録区間:西4丁目→すすきの

走行音(全区間)(循環運転開始後)(75.6MB★)

収録区間:西4丁目→(内回り)→西4丁目

制御方式:抵抗制御(吊掛駆動)

 

1961(昭和36)年に、戦後間も無い頃の製造で車体の状態の悪かった500形の機器を流用し製造された車両。車体寸法が210~240形と異なるようだが、「札幌スタイル」車体なのは相変わらずで雰囲気は良く似ている。走行音は、210~240形と同じだが、車両ごとの個体差はあるようで、ここに掲載の走行音は唸りがやや大人しめ。

 

3300形(市電)

走行音(全区間)(70.9MB★)

収録区間:西4丁目→(外回り)→西4丁目

制御方式:抵抗制御(吊掛駆動)

主電動機:NE-40(40kW)

 

1998(平成10)年に330形の足回りを流用し、車体を新造して登場した機器流用車。車体は8500形からの流れを汲む角ばったデザインとなっているが、側窓がT字窓になるなど相違点もある。在来車同様に非冷房車で、換気装置として車内にラインデリアが取り付けられている。走行音は210~250形と比較すると甲高いモーター音となっている。収録の車両は唸りが大きめで、惰行時のカラカラ音も含め非常にいい感じの音を出している。

 

8500形(市電)

走行音(制御装置換装前)(15.4MB)

収録区間:静修学園前→西線11条

制御方式:VVVFインバータ制御(三菱RCT)

走行音(制御装置換装後)(全区間)(72.0MB★)

収録区間:西4丁目→(外回り)→西4丁目

制御方式:VVVFインバータ制御(三菱2レベルIGBT)

 

1985(昭和60)年に、札幌市電としては20年振りの新造車として登場した車両。熊本市電8200形に続き、当時最新鋭の技術だったVVVFインバータ制御を採用している。制御装置は三菱製で、素子には最初期のVVVF制御車らしくGTOではなく逆導通サイリスタが使用されていた。初期のVVVF車らしく、変調の多い音が特徴的だったが、装置の老朽化に伴い現在は機器を更新済。三菱IGBTらしく、シューっという感じのかすれた非同期音が特徴。全体的にかなり小さなモーター音となりました。

 

8520形(市電)

走行音(2.27MB)

収録区間:行啓通→山鼻9条

制御方式:VVVFインバータ制御(三菱RCT)

 

1988(昭和63)年に登場した8510形の増備車に当たる車両で、多少のマイナーチェンジが加えられたために形式が分けられたもの。基本的な車体形状や機器類は8500形・8510形と同じで、カルダン駆動・VVVFインバータ制御である。制御装置は三菱製で、素子には最初期のVVVF制御車らしくGTOではなく逆導通サイリスタが使用されている。もともと逆導通サイリスタ使用のVVVF車は札幌以外では日本初の営業用VVVF車である熊本市8200形位であったが、同車の制御装置が換装されたため、現在は札幌のみである。走行音は初期のVVVF車らしく変調の多い音になっている。


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