泉北高速鉄道
3000系
・走行音(全区間)(23.1MB*)
収録区間:和泉中央→中百舌鳥
制御方式:抵抗制御
主電動機:MB-3072-B(145kW)
1975(昭和50)年に登場した車両。南海6200系をベースにしており、外観、足回りともよく似ている。相違点は塗装や台車、抑速ブレーキの有無(本形式は装備せず)と、内部構体に普通鋼を使用するセミステンレス車が存在することである。主電動機も南海6000系列と同一品で、走行音も6200系に準ずる。
5000系
・走行音(全区間)(51.0MB*)
収録区間:和泉中央→なんば
制御方式:VVVFインバータ制御(日立GTO後期)
主電動機:MB-5039-A(170kW)
1990(平成2)年に登場した、泉北急行初のオリジナルデザインの車両。非貫通型の前面形状、8両固定編成など、南海の車両とは異なる仕様の部分が多い。編成両数が長いため、主に朝夕ラッシュ時を中心とした運用を組んでいる。制御方式はVVVFインバータ制御で、制御装置は直通先の南海と同じ日立製を採用している。変調音のタイプは南海50000系などと同じ日立GTO後期形標準の音。駆動方式は南海同様のWN駆動だが、高速域でのモーター音が大きめで惰行時の特有の「ゴロゴロ」音が聞こえにくい。
7000系
・走行音(全区間)(24.2MB*)
収録区間:中百舌鳥→和泉中央
制御方式:VVVFインバータ制御(日立3レベルIGBT)
主電動機:MB-5039-A3(170kW)
1996(平成8)年に登場した車両。先頭部を貫通型とすることで、柔軟な車両運用に対応している。車体はアルミ製で、全体的に丸味を帯びた造形が特徴。直通先の南海電鉄の車両限界拡大に合わせて5000系よりも車体幅が拡大されている。制御方式は5000系に続きVVVFインバータ制御を採用したが、素子がGTOからIGBTに変更されている。制御装置は日立製で、主電動機は三菱製。走行音は、非常に甲高く小さい非同期音が特徴。東京メトロ02・03系の一部車両の変調パターンと同じで、最初期の日立IGBTの走行音の特徴が出ている。 駆動方式は南海同様のWN駆動だが、5000系同様高速域でのモーター音が大きめで惰行時の特有の「ゴロゴロ」音が聞こえにくい。
7020系
・走行音(全区間)(53.1MB*)
収録区間:和泉中央→なんば
制御方式:VVVFインバータ制御(日立2レベルIGBT)
主電動機:MB-5039-A3(170kW)
2007(平成19)年に登場した車両。7000系の増備車に位置づけられる車両だが、同系の製造からかなり間をおいての登場だったために様々な改良を加えての登場となった。車体は7000系と似ているが、先頭部の貫通ほろを隠すカバーがなくなり、ほろがむき出しとなった。ライトの配置も変更になっている。車内も時代のニーズに合わせる形で大幅に変更になっており、大型袖仕切りやドア上の液晶画面などが特徴となっている。足回り関連では、制御装置が変更となり、南海8000系と同じタイプのものとなった。但し、登場はこちらのほうが早い。主電動機は変更とはなっていない。走行音は、変調パターンは南海8000系と同じとなっているが、モーターの音は相変わらず高速域でのモーター音が大きめ。