京浜急行電鉄
600形
・走行音(1~3次車・1C8M東洋(全区間))(115MB★)
収録区間:本線(特急) 泉岳寺→三崎口
・走行音(1~3次車・1C8M三菱)(1.32MB)
収録区間:本線(特急) 京急蒲田→平和島
・走行音(4次車・1C4M東洋(長区間))(48.5MB*)
収録区間:本線(快特) 品川→金沢文庫
・走行音(4次車・1C4M三菱(全区間))(116MB★)
収録区間:本線(特急) 泉岳寺→三崎口
制御方式:VVVFインバータ制御(東洋・三菱GTO後期)
1994(平成6)年に登場した車両。8両編成と4両編成が存在し、普通から快特まで幅広く運用される。地下鉄直通用車両ながら登場時は全車クロスシートを装備し、珍しい存在であったが最近は車端部を除きロングシートへの変更が進んでいる。1~3次車と4次車では機器構成や車内の仕様に違いがある。前者は1500形VVVF車同様の1C8Mの制御装置、120kWモーターを搭載し、MT比率は3:1であったが、後者は1C4Mの制御装置、180kWモーターを装備し、MT比率は1:1である。また、前者ではツイングルシートと呼ばれる可変式座席を装備していたが、後者では通常の座席となっている。制御装置は東洋製と三菱製が存在していて、制御装置が4種類あるため走行音も4種類。東洋製は1~3次車と4次車どちらも標準的な東洋インバーターの音であるが、両者では変調のタイミングや音程に差がある。三菱製に関しては1~3次車と4次車で大幅に走行音が異なっていて、前者は新京成8900形や阪神5500系に似たタイプの音、後者は都営6300形に似たタイプの音である。
800形
・走行音(東洋)(全区間その1)(126MB*)
収録区間:本線(普通) 品川→堀ノ内
・走行音(東洋)(全区間その2)(7.68MB*)
収録区間:本線(普通) 堀ノ内→浦賀
・走行音(三菱)(1.04MB)
収録区間:本線(普通) 京急鶴見→鶴見市場
・空転・滑走走行音(861KB)
収録区間:本線(普通) 生麦→京急新子安
制御方式:界磁チョッパ制御
1978(昭和53)年に登場した普通列車用4扉車。前面形状からか、「ダルマ」と呼ばれることもある。当初は3両固定ばかり製造されたが、一部の編成では中間車が組み込まれ6連化され、その他の編成も中間車の先頭車化改造により2編成つなげた形で6連化している。制御方式は界磁チョッパ制御だが、1台の制御装置で3両分12台の主電動機を制御する1C12M方式となっているのが特徴的。電機品は従来の京急車同様東洋電機製と三菱製の併用。走行音は、東急等他社でもありがちな音である。東洋モーターと三菱モーターでは他形式に見られるような音の違いは少ないが、三菱モーターの方が高速域の低音が強い傾向にある。
新1000形
・1・2次車走行音(全区間)(87.5MB*)
収録区間:本線・逗子線(エアポート急行) 羽田空港→新逗子
制御方式:VVVFインバータ制御(SIEMENS-GTO)
・1次車機器更新後走行音(長区間)(50.1MB*)
収録区間:本線(快特) 品川→金沢文庫
制御方式:VVVFインバータ制御(東芝2レベルIGBT)
・1401号車(試作IGBT搭載時)走行音(3.23MB)
収録区間:本線(快特) 横浜→京急川崎
・3~5次車走行音(長区間)(48.7MB★)
収録区間:本線(快特) 品川→金沢文庫
制御方式:VVVFインバータ制御(SIEMENS-IGBT)
・6次車以降走行音(三菱)(全区間)(116MB★)
収録区間:本線(特急) 泉岳寺→三崎口
制御方式:VVVFインバータ制御(三菱2レベルIGBT)
・6次車以降走行音(東洋)(全区間)(102MB*)
収録区間:本線(快特) 品川→三崎口
・6次車以降走行音(東洋)(長区間)(46.8MB★)←ギャーギャーと唸る感じのモーター音でした
収録区間:本線(快特) 品川→金沢文庫
制御方式:VVVFインバータ制御(東洋2レベルIGBT)
2002(平成14)年に登場した、京急の最新鋭車。外観は2100形を3扉化したような感じ。座席配置は6次車までは車端部にボックスシートのあるセミクロスシートで、2000形とだいたい同じ配置。方向幕は初期車は幕だが、4次車以降では白色LEDとなっている。制御方式はVVVFインバータ制御で、素子は1~2次車がGTO、3次車以降がIGBTとなっている。また、1401号車はIGBT素子のVVVF装置と白色LEDの方向幕の試験車となっていて、異彩を放っていたが、現在は元に戻されている。6次車では車体がステンレス製となり、座席配置はオールロングシート、機器類は国産のものとなった。走行音は、1~2次車は2100形と似た音だが、やたらと変調が多く賑やかなのが特徴。IGBT試験車の1401号車はメトロ6000系の三菱3レベルと似た音。3~5次車はやたらと甲高い非同期音が特徴。モーター音はGTO車よりも出力を絞っているため、GTO車と比べると静か。6次車以降は各社の典型的な音である。
1000形(1890番台)
・走行音(全区間)(99.4MB★)
収録区間:本線・逗子線(エアポート急行) 羽田空港→逗子・葉山
制御方式:VVVFインバータ制御(東洋ハイブリッドSiC)
2021(令和3)年に1000形の増備車として登場した車両。この車両の最大の特徴は座席がロングシートとクロスシート両方に転換可能であることで、ラッシュ時は座席定員制列車に、日中はエアポート急行などの一般列車、といった風に柔軟な運用が可能となった。また、京急としては初めて車内にトイレを設置し、イベント列車などで運行の際に活用できるようにした。足回りは、京急の伝統に倣い先頭車が電動車、中間車が付随車となっているが、車両の重量制限の関係でVVVF装置などの主要機器を付随車である中間車に搭載しており、異例である。VVVF装置は東洋電機製で、素子にハイブリッドSiC素子を採用した。走行音は、1000形のこれまでのステンレス車(4両・6両編成)と似ているが、ブレーキ緩解音が変わっている。
1500形
・界磁チョッパ車走行音(東洋)(1.49MB)
収録区間:本線(特急) 京急蒲田→京急川崎
・界磁チョッパ車走行音(三菱)(1.39MB)
収録区間:本線(快特) 京急川崎→京急蒲田
制御方式:界磁チョッパ制御
・GTO-VVVF車走行音(東洋)(1.44MB)
収録区間:本線(快特) 京急蒲田→京急川崎
制御方式:VVVFインバータ制御(東洋GTO後期)
・GTO-VVVF車走行音(三菱)(全区間)(87.6MB★)←new!!!
収録区間:本線(特急) 泉岳寺→京急久里浜
制御方式:VVVFインバータ制御(三菱GTO後期)
・制御装置更新車走行音(三菱)(915KB)
収録区間:本線(普通) 追浜→京急田浦
制御方式:VVVFインバータ制御(三菱2レベルIGBT)
・制御装置更新車走行音(東洋)(960KB)
収録区間:本線(普通) 鶴見市場→京急鶴見
制御装置:VVVFインバータ制御(東洋2レベルIGBT)
1985(昭和60)年に、1000形の後継車という位置づけで登場した車両。初期車は鋼製で戸袋窓付きの車体だったが、1987(昭和62)年からアルミ製で戸袋窓無しの車体となり、さらに1990(平成2)年からは足回りがVVVFインバータ制御のものとなって前面にスカートの付いた1700番代が登場する。
4両固定編成と8両固定編成が存在するが、4両固定はすべて界磁チョッパ制御であり、VVVF制御の1700番代はすべて8両固定。4両固定はおもに普通や快特の増結用として、8両固定はおもに都営線直通の快特で運用されている。電機品に関しては従来車同様、東洋電機製と三菱製の併用。
リニューアル工事が全車施工されており、車内の更新整備やドアチャイムの取り付け、また前面へのスカートの取り付け、さらに鋼製車では戸袋窓の埋め込みと多岐にわたっている。また、界磁チョッパ車の大半は制御装置の更新(IGBT-VVVF化)も行われている。
走行音は、界磁チョッパ車は東洋・三菱ともに結構ありがちな音。東洋車は高速域での低音が特徴。VVVF車は東洋・三菱とも各社の標準的な音。制御装置がIGBT-VVVFに更新された車両は、機器更新車らしくVVVF車にしては低めのモーター音が特徴。
2000形
・走行音(東洋)(3.85MB)
収録区間:本線(快特) 京急川崎→横浜
・走行音(三菱・全区間)(87.9MB★)
収録区間:逗子線・本線(エアポート急行) 新逗子→羽田空港
制御方式:界磁チョッパ制御
1982(昭和57)年に登場したオールクロス2扉車。日本で初めて集団見合い式のクロスシートを採用した車両だったが、現在では後継車2100形の登場に伴い、3扉セミクロスシート化されている。その際、圧縮空気の使用量が増えるので、浦賀寄の先頭車に1000形の廃車発生品のCPが増設されている。制御方式は界磁チョッパ制御。主電動機は京急の伝統に従い、東洋製と三菱製が併用されている。歯車比は国鉄急行形と同じ4.21。走行音は、起動時の独特の唸りと高速域での静かさが特徴。国鉄急行形の音とはだいぶ異なる音だが、こちらも結構いい音。東洋製と三菱製の走行音の違いは高速域の重低音の有無。
2100形
・走行音(GTO)(全区間)(84.6MB*)
収録区間:本線(快特) 品川→京急久里浜
制御方式:VVVFインバータ制御(SIEMENS-GTO)
・走行音(IGBT化改造後)(全区間)(85.0MB*)
収録区間:本線(快特) 品川→京急久里浜
制御方式:VVVFインバータ制御(東洋2レベルIGBT)
1998(平成9)年に京急創立100周年を記念して登場したオールクロスシート2扉車。座席はドア間に関しては進行方向を向いて座ることができるようになっている。最高速度130km/h運転にも対応する性能を持つが、現在の運用上の最高速度は120km/hとなっている。また加速性能もかなり良い。ドアや座席の配置などからラッシュ時以外は快特を中心に、夕ラッシュ時は定員着席のWing号に充当されている。制御装置や主電動機にはドイツのSIEMENS製のものが採用され、起動時の音階や高速走行でも静かなモーター音など聞こえのいい走行音となっていたが、整備上の問題もあり現在では日本の東洋電機製の電機品への換装が進んでいる。換装後は全く別の音となってしまった。