鉄遊館

名古屋鉄道(新ページ)  ※旧ページはこちら

100系

走行音(直流外扇モーター・全区間)(51.2MB★)

収録区間:地下鉄鶴舞線 赤池→上小田井

制御方式:界磁添加励磁制御

主電動機:TDK8200-A(100kW)

走行音(直流内扇モーター・全区間)(93.6MB★)

収録区間:犬山線・地下鉄鶴舞線・豊田線 岩倉→豊田市

制御方式:界磁添加励磁制御

主電動機:TDK8201-A(100kW)

走行音(GTO-VVVF・全区間)(81.5MB★)

収録区間:地下鉄鶴舞線・豊田線 上小田井→豊田市

制御方式:VVVFインバータ制御(三菱GTO後期)

主電動機:TDK6380-A(170kW)

 

1978(昭和53)年に登場した地下鉄鶴舞線直通用車両。地下鉄と車両規格を合わせる必要性から、名鉄で初めて車体長20m、片側4扉の車両となった。また、車内は登場時からオールロングシートとなっている。登場時は4両編成で全電動車、制御方式は抵抗制御だったが、増備車では回生ブレーキを使用できる界磁添加励磁制御となり、さらに6両編成化用の増備中間車および最終増備編成では名鉄初のVVVFインバータ制御(GTO素子)となった。VVVF制御車では主電動機出力が向上したため、付随車が挿入されている。初期車に当たる抵抗制御車は2011~2013年度にかけてVVVF制御化が行われ、4000系をベースとしたシステムが採用されたため全閉式主電動機が搭載された。

 

300系

走行音(直通運転開始後)(全区間)(47.4MB*)

収録区間:地下鉄上飯田線・名鉄小牧線 平安通→犬山

制御方式:VVVFインバータ制御(三菱2レベルIGBT)

主電動機:MB-5095-A又はTDK6382-A(170kW)

 

名鉄小牧線の地下鉄上飯田線への直通運転に備えて登場した車両。1駅間ながら地下鉄に乗り入れることから、それに合わせて車体長20m4扉車となった。名鉄で初めてステンレス車体・電気式ドアエンジンを採用し、これは後に登場する3150系や3300系にも引き継がれた。制御装置は三菱製と東芝製の併用だが、走行音は非同期のヒュルヒュル音やモーターの爆音など標準的な三菱IGBTの音となっている。なお、この車両は回生ブレーキが0km/h近くまで使える純電気ブレーキを採用しているが、これは直通運転開始後に取り付けられたものであり、走行音自体も直通運転開始前は現在とは異なる音だったらしい。ドア開閉音はドアチャイムを除けばJR東の走るんですシリーズにそっくり。

 

1000系

走行音(全区間)(リニューアル前)(77.3MB*)

収録区間:知多新線・河和線・常滑線・名古屋本線(特急) 名古屋→内海

走行音(全区間)(リニューアル後)(67.2MB★)

収録区間:河和線・常滑線・名古屋本線(特急) 河和→名古屋

制御方式:界磁チョッパ制御

主電動機:TDK8225-A(150kW)

 

1988(昭和63)年に登場した特急車で、「パノラマSuper」の愛称がある。当初は全編成とも全車特別車特急用として登場したが、後年になって編成を解き、普通車の1200系と併結した編成もある。また全車特別車で残った編成は廃車となり、足回りが5000系に流用された。先頭車の前半分を2階に上げ、1階を運転室とした構造が特徴で、この構造は1030系にも引き継がれている。全車リニューアル工事が完了し、2000系や2200系と同様の自動放送装置が設置されたほか、車体塗装や車内の化粧板やシートモケットが登場時とは異なるものになっている。制御方式は6500系と同じ界磁チョッパ制御である。走行音は、界磁チョッパ制御らしからぬ大人しさ。特別車での収録のため全体的に音が小さく篭っており、5000系と聴き比べるとその差は歴然。

 

1030系

走行音(全区間)(その1)(111MB★)

収録区間:名古屋本線(快速特急) 岐阜→豊橋

走行音(全区間)(その2)(66.9MB*)

収録区間:河和線・常滑線・名古屋本線(特急) 河和→名古屋

制御方式:界磁チョッパ制御

主電動機:TDK848-0A(75kW)

 

1992(平成4)年に登場した特急用車両(特別車)。パノラマSuper1000系と同じ車体・設備を持つが、足回りはパノラマカー7500系からの流用である。全車が本形式と同じく7500系流用の足回りを持つ1230系(一般車)と編成を組む。3編成のみの少数派。4編成8両が製造されたが、うち1編成は踏切事故で大破し廃車となり、編成を組んでいた1230系は一般型へ格下げ改造の上1380系となった。7500系と同じく、全車が電動車である。パノラマカーは全車廃車となったため、独特の重厚な唸りを聞ける数少ない車両となってしまった。

 

1700系

走行音(三菱・全区間)(83.5MB★)

収録区間:知多新線・河和線・常滑線・名古屋本線(特急) 内海→名古屋

制御方式:VVVFインバータ制御(三菱2レベルIGBT)

走行音(東芝・全区間)(71.5MB★)

収録区間:河和線・常滑線・名古屋本線(特急) 河和→名古屋

制御方式:VVVFインバータ制御(東芝2レベルIGBT)

主電動機:TDK6381A(200kW)

 

1999(平成11)年に登場し、全車特別車特急で使用されていた1600系を、一部特別車特急で使用するために改造して登場した車両。一般車の2300系と編成を組む。運用は後述の2200系と共通とされており、どちらが来るかは運次第。ただし、先頭車は2200系と比べると車体長が長く、定員が4名多い。足回りは1600系時代と変わっておらず、編成によって制御装置のメーカーが異なる(三菱製と東芝製)。歯車比が編成を組む2300系よりも高く、東急3000系や5000系チックな響きのモーター音である。

 

2000系

走行音(全区間)(41.3MB*)

収録区間:空港線・常滑線・名古屋本線(ミュースカイ) 中部国際空港→名古屋

制御方式:VVVFインバータ制御(三菱2レベルIGBT)

主電動機:TDK6382-B(170kW)

 

2004(平成16)年に登場した中部国際空港アクセス列車、ミュースカイ用車両。全車両が特別車で、一般車を連結することはない。外観や内装はローカル線向け特急車として登場した1600系をベースにしており、貫通形状の前面や特別車にも関わらず両開きの客用扉、連続窓が特徴。主要な走行機器は小牧線用の300系をベースにしており、共通部品も多用されている。走行音も鳴っている音は300系と同じだが、車体構造の違いからか音量はかなり小さくなっている。1600系で試験が行われていた車体傾斜制御が本格的に採用され、曲線区間の多い常滑線での所要時間短縮に貢献している。

 

2200系

走行音(全区間)(90.5MB*)

収録区間:名古屋本線・常滑線・空港線(特急) 岐阜→中部国際空港

制御方式:VVVFインバータ制御(三菱2レベルIGBT)

主電動機:TDK6382-B(170kW)

 

2005(平成17)年に登場した特急用車両。2000系の一部特別車特急用といった感じの存在の車両で、特別車については2000系と同等の設備を、普通車については3300系と同等の設備を備える。前面形状も2000系ベースのため一見すると貫通形状に見えるが、実際は準備工事のみに留まっており非貫通である。主要機器は2000系と同じで、走行音も同じ。

 

3100系

走行音(三菱・ソフト変更前・全区間)(33.0MB*)

収録区間:羽島線 新羽島→笠松

走行音(三菱・ソフト変更後・全区間)(31.5MB★)

収録区間:羽島線 笠松→新羽島

制御方式:VVVFインバータ制御(三菱3レベルIGBT)

走行音(東芝・全区間)(44.3MB★)

収録区間:羽島線・名古屋本線 新羽島→岐阜

制御方式:VVVFインバータ制御(東芝3レベルIGBT)

主電動機:TDK6380-B(170kW)

 

1997(平成9)年に登場した通勤型車両。3500系の改良形かつ、2両編成版。車体断面が3500系と異なり、側面が直線的な形状になり、屋根高さが高くなった。それに合わせて空調装置も変更されている。内装関係では、3500系で採用されていた客用扉両脇の補助いすがなくなり、扉のすぐ脇まで通常の座席となっている。2両編成であることから足回りも変更され、名鉄で初めてIGBT素子使用の制御装置が採用された。装置は東芝製・三菱製の2種類がある。どちらもSIVと一体型のタイプの制御装置で、システム的にはJRの223系や313系と同じ。走行音は223系1000番台のような感じの非同期音に名鉄3500系のモーター音を組み合わせた感じ。三菱に関しては2018年頃にソフト変更が行われ、非同期音の音程が全体的に低くなった。

 

3150系

走行音(初期車)(全区間)(72.4MB★)

収録区間:名古屋本線 須ケ口→岐阜

制御方式:VVVFインバータ制御(三菱3レベルIGBT)

走行音(後期車)(全区間)(32.3MB★)

収録区間:羽島線 新羽島→笠松

制御方式:VVVFインバータ制御(東芝3レベルIGBT)

主電動機:TDK6382-B(170kW)

 

2004(平成16)年に小牧線用の300系をベースに、車体長19m、片側3扉とするなど地上線用として仕様変更を行った車両。4両編成を3300系、2両編成を3150系として区別しているが、基本的な仕様については両者で相違ない。300系に倣って初期の編成では一部の座席に転換クロスシートを採用しているが、2007年製造の編成以降は混雑緩和のためオールロングシートとされている。2004~2008年に製造された後しばらく製造が途絶えていたが2015年に7年ぶりに増備を再開した。塗装、足回りなど一部仕様が変更になっており、走行音も変化している。

 

3500系

走行音(全区間)(原型)(53.1MB★)

収録区間:名古屋本線 東岡崎→伊奈

制御方式:VVVFインバータ制御(東洋GTO後期)

主電動機:TDK6380-B(170kW)

走行音(全区間)(リニューアル車)(40.6MB★)

収録区間:津島線 須ケ口→弥富

制御方式:VVVFインバータ制御(東洋2レベルIGBT)

 

1993(平成5)年に登場した車両で、地下鉄直通用車両を除くと名鉄としては初めてVVVFインバータ制御を本格採用した。車体・車内の基本設計は6500系・6800系後期車がベースだが、車端部の貫通扉上にLED式の案内表示器を設置し、乗降扉脇のスペースをラッシュ対策として広く取るなどの相違点がある。足回りは前述の通りVVVFインバータ制御を採用し、東洋電機製の制御装置・モーターの設計がベースとなっているが、一部に他社の同一設計品も使用されている。急行以上の種別で最高速度120km/h運転を行うこともあって高速域重視の性能となっており、起動加速度は通勤用車両としては低めの設定となっている。登場から20年以上が経過したためリニューアル工事が進められており、行先表示器・車内照明のLED化、VVVF装置をIGBT素子使用のものに変更などの内容となっている。

 

3700系

走行音(全区間)(50.2MB*)

収録区間:犬山線・各務原線 犬山→岐阜

制御方式:VVVFインバータ制御(東洋GTO後期)

主電動機:TDK6380-B(170kW)

 

1997(平成9)年から翌年にかけて製造された通勤型車両。3500系の改良形として登場したが、5編成20両のみの製造に終わった。車体断面が3500系と異なり、側面が直線的な形状になり、屋根高さが高くなった。それに合わせて空調装置も変更されている。内装関係では、3500系で採用されていた客用扉両脇の補助いすがなくなり、扉のすぐ脇まで通常の座席となっている。足回りは3500系から特に変更はなく、走行音も同じ音。重低音の強い、独特の変調音となっている。

 

4000系

走行音(全区間)(52.9MB*)

収録区間:瀬戸線 尾張瀬戸→栄町

制御方式:VVVFインバータ制御(三菱2レベルIGBT)

主電動機:MB-5123-B(170kW)

 

2008(平成20)年に登場した瀬戸線用車両。6000系などの赤塗装の電車を全て置き換え、瀬戸線は本形式のみで運行される。車体は本線用の3300系などをベースとしたステンレス車体で、側面だけを見るとそっくりである。前面形状は同系とは異なり角ばったデザインとなっている。騒音低減とメンテナンスのしやすさから主電動機には名鉄で初めて全閉式が採用された。小田急4000系のものと同機種のもので、さらに歯車比、制御装置製造メーカーも同じ三菱製であるため、走行音も同車と瓜二つ。

 

5000系

走行音(全区間)(54.0MB*)

収録区間:名古屋本線 東岡崎→伊奈

制御方式:界磁チョッパ制御

主電動機:TDK8225-A(150kW)

 

余剰になった全車特別車編成の1000系の機器を流用し、車体を新造して登場した車両。モーターや台車だけでなく空調装置やパンタグラフに至るまで、使える部品はすべて流用品となっている。車体や内装は当時増備途上の3300系と同じ構造だが、前面に非常用貫通扉がない。4両編成のため、朝晩は2本併結して優等列車にも使用されるが、日中は普通列車中心の運用となっている。走行音は歯車比が変更されていないため1000系時代とそれほど変わらない音だが、車体構造が異なるため本形式の方が音がよく響く。

 

5300系

走行音(全区間)(30.7MB★)

収録区間:広見線 犬山→新可児

制御方式:界磁添加励磁制御

主電動機:TDK823-A(75kW)

 

1986(昭和61)年に登場した急行用車両で、非冷房で陳腐化が進んでいた5000・5200系の置き換え用と、当時増備が進められていた国鉄117系に対抗するためのサービスアップを図るために製造された。片側2扉で転換クロスシートを採用し着席定員の増加を目指したが、乗降に時間が掛かることもあり現在では急行運用は新系列の車両にほぼ置き換わった。もっぱら支線の普通や準急運用をメインに活躍している。足回りは主電動機や台車など一部を5000・5200系から流用しており、直巻モーターのため制御方式も5700系とは異なっている。昭和30年代前期の東洋モーターらしく重厚で味のある唸りが特徴的だが、廃車が進みなかなか乗れなくなってしまった。

 

5700系

走行音(全区間)(29.1MB*)

収録区間:広見線 犬山→新可児

制御方式:界磁チョッパ制御

主電動機:TDK8225-A(150kW)

 

1986(昭和61)年に登場した急行用車両で、非冷房で陳腐化が進んでいた5000・5200系の置き換え用と、当時増備が進められていた国鉄117系に対抗するためのサービスアップを図るために製造された。片側2扉で転換クロスシートを採用し着席定員の増加を目指したが、乗降に時間が掛かることもあり現在では急行運用は新系列の車両にほぼ置き換わった。もっぱら支線の普通や準急運用をメインに活躍している。足回りは6500系や1000系、その機器流用車の5000系と共通の機器を採用しており、歯車比は1000系・5000系と同じ。なので、走行音も同じ響きとなっている。2017(平成29)年、遂に廃車が開始されてしまった。

 

6000系

走行音(全区間)(その1)(57.2MB*)

収録区間:名古屋本線 伊奈→東岡崎

走行音(全区間)(その2)(44.3MB★)

収録区間:蒲郡線 吉良吉田→蒲郡

走行音(全区間)(その3)(50.8MB★)

収録区間:三河線 知立→碧南

走行音(全区間)(その4)(17.6MB*)

収録区間:広見線 新可児→御嵩

制御方式:抵抗制御

主電動機:TDK8050-A(150kW)

 

1976(昭和51)年から運用されている通勤型車両。多数が長きにわたり製造されたため前面形状や側窓の形状、内装など様々なバリエーションがある。1M方式を採用したため編成組成の自由度が高いのが特徴で、本線⇔瀬戸線の転属時に実際に車両の組み替えが行われている。瀬戸線の車両は4000系導入により全車廃車となったが、それ以外の車両はリニューアルが行われた車両もあり当面は活躍する見込み。三河線・蒲郡線など支線用の車両は合理化のためワンマン化が行われている。走行音はかなり派手な音で、高速走行時には爆音が響き渡る。

 

6500系

走行音(全区間)(132MB*)

収録区間:知多新線・河和線・常滑線 内海→金山

制御方式:界磁チョッパ制御

主電動機:TDK8225-A(150kW)

 

6000系のモデルチェンジ車として1984(昭和59)年に登場した。車体デザインを大幅に見直し、前面が非貫通構造となったほか、名鉄初の界磁チョッパ制御を採用した。歯車比が6000系よりも下げられ、最高速度は6000系より10km/hアップの110km/hとなっている。6500系は4両編成のみの存在で、同時期に増備された2両編成は足回りはそのままに車体のみモデルチェンジされた6000系として増備されている。主電動機は6000系とは異なり複巻モーターで、走行音は6000系と比べるとかなり小さくなった。1000系や5000系などと同じ主電動機だが、それらの形式より歯車比が高く、響きが異なっている。

 

6800系

走行音(全区間)(その1)(42.8MB*)

収録区間:尾西線 津島→一宮

走行音(全区間)(その2)(44.2MB★)

収録区間:犬山線・各務原線(急行) 犬山→岐阜

制御方式:界磁添加励磁制御

主電動機:TDK8050-A(150kW)

 

1987(昭和62)年に登場した、6000系2両編成のモデルチェンジ車。6500系同様車体デザインの見直しが行われているほか、省エネ対策として制御器が変更され、回生ブレーキが使用可能な界磁添加励磁制御となっている。なお、主電動機は6000系と同型のものを使用するが、最高速度をアップさせるために歯車比が6000系より下げられている。走行音は、歯車比が下げられたため6000系より全体的に大人しい音となっている。


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