えちぜん鉄道
MC2101形
・走行音(長区間・貸切運転)(24.0MB*)
収録区間:勝山永平寺線 福井→東藤島
東藤島→永平寺口は弾丸!!音鉄紀行で、
永平寺口→山王は牟岐海岸鉄道で、
山王→勝山はomnibus echoで公開いたします。
制御方式:抵抗制御(吊掛駆動)
主電動機:MB-146-SFR(75kW)
元阪神ジェットカー5231形の車体と元南海1201形の足回りを組み合わせた車両。一部車両は京福時代に両運転台化が行われているが、ブレーキが一重系であるため衝突事故以降は単行運転は行われていない。冷房化は一部車両に対してのみ施工されている。近年は朝夕のラッシュ時中心の運行となっているが、足回りは戦前製でありかなり老朽化が進行しているため、廃車が進行していて残存車も既に予備車となっている。そこで、牟岐海岸鉄道様主催で貸切運行を行って収録することとなり収録に成功、ここに掲載するに至った。走行音は、吊掛駆動車にしては割と大人しめ。
MC2201形
・走行音(全区間)(74.4MB*)
収録区間:勝山永平寺線 福井→勝山
制御方式:抵抗制御
主電動機:MT46(80kW)
元阪神電鉄の両運転台の赤胴車、3301形の車体と国鉄101系の足回りを組み合わせた車両。阪神時代はMGの搭載がなく、単行での走行では冷房が使用できなかったが、当時の京福移籍時に取り付けられ、冷房が常時使用できるようになった。1986(昭和61)年に4両が登場したが、3両はすでに廃車となった。現在は主にラッシュ時に単行で使用される。車体は製造から50年以上が経過し、老朽化が進んでいるため、MC7001形による置き換えが予定されている。走行音は、高速域の甲高く物悲しげな唸りなど、国鉄101系由来のMT46の特徴が良く出ている。
MC6001形
・走行音(全区間)(74.0MB*)
収録区間:勝山永平寺線 福井→勝山
制御方式:抵抗制御
主電動機:MT54(96kW)
元愛知環状鉄道100形であり、えちぜん鉄道転換開業後に導入された。元愛環のMC6101形同様、譲渡時に降圧改造やワンマン運転対応改造を受けた。MC6101形とは改造時期の違いにより冷房装置やMGの換装が行われていない。主電動機はパワー不足のためMT46からMT54へ換装されており、歯車比も変更されている。その歯車比は113系などの国鉄近郊型と同じであり、モーター音も同じ響きとなっている。ただし、MGやCPはいずれも113系とは異なるため、雰囲気は大幅に異なる。 また、MC6101形ともMGやCPの差異から異なる雰囲気である。CP作動音はかなり古めかしい音。
MC6101形
・走行音(全区間)(72.5MB*)
収録区間:勝山永平寺線 勝山→福井
制御方式:抵抗制御
主電動機:MT54(96kW)
元愛知環状鉄道100・300形であり、えちぜん鉄道転換開業後に導入された。元愛環のMC6001形同様、譲渡時に降圧改造やワンマン運転対応改造を受けた。そのほかにも、冷房装置やCPの換装、MGのSIV化など、MC6001形と比べると改造メニューが増えている。窓配置や車内構成などは譲渡前と変化無し。主電動機はMC6001形同様、愛環時代のMT46からMT54へ換装されており、歯車比も同様に変更されている。走行音は、モーター音そのものはMC6001形と同じで、113系や115系など国鉄近郊型と同じ響きが聞けるが、MGがSIV化された関係でブロア音がなくなり、CPも静音化された機種となったため、音の雰囲気はかなり異なる。収録は日曜の勝山永平寺線の最終にて行ったが、単行列車にも関わらず乗客は全区間自分のみで、最高の環境での録音となった。
MC7001形
・走行音(全区間)(68.6MB*)
収録区間:三国芦原線 福井→三国港
制御方式:VVVFインバータ制御(三菱2レベルIGBT)
主電動機:MB-5148-A(90kW)
元JR東海119系であり、京福時代からの引継車の老朽化に伴い導入された。譲渡時にVVVFインバータ化改造やトイレの撤去、運転台のかさ下げやそれに伴う前面形状の変更など、大掛かりな改造が施されている。種車は片運転台車で、119系時代よりMc-Tcで1編成を組むためえちぜん鉄道初の付随車が誕生している。2両連結のため朝夕ラッシュ時を中心に運用される。VVVF装置・主電動機は三菱製が採用された。走行音は、かなり低く小さいモーター音が特徴。CPも換装されたため、かなり大人しい音になっている。ブレーキ緩解音や高速走行時の軋み音は119系時代と変わっていないため、かなりのアンバランスさがある。