東京メトロ-01系
銀座線用の車両。1983(昭和58)年に試作車が、その翌年に量産車が登場した。この車両によりオレンジ塗装の旧型車は全廃された。まだ登場当時としては珍しい車内案内表示器やドアチャイム、車外スピーカーを装備し、これらの装備の普及の先駆けとなった。登場当時は冷暖房が装備されていなかった。第24編成から冷暖房が取り付けられ、第1~23編成も改造で冷房装置が取り付けられた(暖房は未装備のまま)。1000系導入により全車廃車となったが、一部車両は熊本電鉄に譲渡された。
・チョッパ車走行音(全区間)(その1)(44.8MB*)
収録区間:銀座線 渋谷→浅草
・チョッパ車走行音(全区間)(その2)(43.9MB*)
収録区間:銀座線 浅草→渋谷
制御方式:高周波分巻チョッパ制御
第36編成までの車両の制御方式はチョッパ制御であるが、従来の電機子チョッパ制御を改良した独自の高周波分巻チョッパ制御を採用している。同制御はその後に登場する02、03、05系でも採用された。走行音は、チョッパ音が3段階に変化するのが特徴で、他社では一部の新交通システム以外では聞けない音である。
・VVVF車走行音(三菱)(827KB)
収録区間:銀座線 稲荷町→田原町
制御方式:VVVFインバータ制御(三菱3レベルIGBT)
第37・38編成ではVVVFインバータ制御が採用された。両編成で制御装置の製造元が異なっていて、第37編成は三菱製となっている。変調も三菱製らしいパターン。02系でも全く同じ音を聞くことができる。
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それまでの4桁系列から車体形状は一新され、大きな側窓が特徴。前面形状も一新され、非常用貫通扉にも窓が付き、より洗練されたデザインとなった。冷房装置は車両限界の関係で屋根に埋め込まれており、屋根上はすっきりとしている。 | |
内装もそれまでの4桁系列から一新され、穏やかな色使いのものとなった。 | |
チョッパ装置はかなり大型で、編成中の各電動車に搭載されていた。 |