鉄遊館

東京メトロ-02系

02系は、300~900形を置き換えるために03系や05系と同じ1988(昭和63)年に登場した。ただし、検査を01系と同じ中野工場で行う関係から、基本システムを01系と共通としているが、車体長や車体幅など、相違点も多い。現在、本線用6連53編成と支線用3連6編成が在籍している。

 

チョッパ車走行音(0.99MB)

収録区間:丸ノ内線 新宿三丁目→新宿御苑前

制御方式:高周波分巻チョッパ

 

第1~19編成までは01系の第36編成までと同じチョッパ制御である。走行音はほぼ01系と同じで、チョッパ音が3段階に変化するのが特徴。近年チョッパ制御車を対象にB修工事が行われており、それに合わせて機器の更新も実施されているためこのタイプの音を出す車両は減少傾向にある。

 

 

VVVF車(三菱)走行音(0.99MB)

収録区間:丸ノ内線 大手町→淡路町

制御方式:VVVFインバータ制御(三菱3レベルIGBT)

 

第20編成からはVVVFインバータ制御となり、第42編成までと支線用の第81~86編成は三菱製の制御装置を搭載している。走行音については、三菱3レベルIGBTの標準的な音。本線用の第20~42編成は昔は全く違う音がしていたらしいが、支線用80番代車の登場により、ソフト変更が行われた。

 

 

VVVF車(日立)走行音(1.14MB)

収録区間:丸ノ内線 新大塚→茗荷谷

制御方式:VVVFインバータ制御(日立3レベルIGBT)

 

第43~49編成は日立製の制御装置を搭載している。この後に登場する日立IGBTの車両と比べると装置の形がだいぶ違う。また、制御装置から聞こえる音が非常に静かなのが特徴。

 

 

VVVF車(東芝)走行音(1.29MB)

収録区間:丸ノ内線 銀座→霞ヶ関

制御方式:VVVFインバータ制御(東芝3レベルIGBT)

 

第50~53編成は東芝製の制御装置を搭載している。走行音については、非同期の音はこれより前に登場した05・06系とほぼ同じだが、それ以外の音については違う部分もある。

 


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